ビーナス生誕の海岸 東地中海(レバノン・キプロス)⑫

キプロス観光の、ある意味最大の「目的地」である、ペトラ・トゥ・ロミウ海岸へ向かった。駐車場から、トンネルを、二つ潜って海岸へ出るのだが、出た瞬間に、「見たことがある」海岸の景色だったので、びっくりした。
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ロシア人らしいビキニの、俄かビーナスがいて、みんな大騒ぎしていた。我々のグループも、ボッティチェリのそれを片手に、次々に記念写真を撮るセレモニーをした。目の前に、岩山があったので、登ってみた。事前の情報はなかったが、自分の長年の「勘」で、素晴らしい景色が待っているような気がした。果たして、その「勘」は、大成功だった。この旅で、最大の感動が何か、という質問は、難問だが、ここの岩山から見た、地中海の海の青さは、余りにも海の色がきれいで、鳥肌が立つ感激だった。
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結局、ツアー仲間では、我々二人と、A夫人だけだった。後に、バスからも海岸を見下ろして、写真ストップしたが、岩山からの海の色は、残念ながら、見えなかった。
ペトラ・トゥ・ロミウ海岸から、来た道を戻り、パフォスの町で、シーフードの昼食をテイクした。唐揚げが主だったが、最後のクロダイのグリル焼きが一番に美味しかった。午後、まず「王族の墓」を見学に行った。ここは、ネクロポリスという方が、恐らくは正しいようだ。日本でいえば、「古墳」のような形状の墓があったが、これらの墓は無視して、さらにどんどん進むと、やがて海が見えてきて、同時に、遺跡も見えてきた。「王族の墓」は、完全な地下式の複合墓だった。地下に入ると、ドーリア式の立派な列柱があり「中庭」と区別がされていて、イメージとしては、「地下宮殿」に近かった。
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すべては、盗掘されているようで、その先は、想像するしかない。二つ目の墓も、中庭方式だったが、三つ目に見学した「王族の墓」は、作り方でいえば、アジャンター形式というのか、岩を完全に彫りぬいている方式の墓だった。
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感覚的に、一番に近いのが、エチオピアの、岩窟教会と思ったら、Hさんも、同様の話しをされていた。「王族の墓」の素晴らしさは、遺跡の形状もさることながら、海の見える海岸にあることで、この季節は、海岸線まで、花が咲き乱れていた。特に、一番に感動したのは、野生のスターチスが、咲き乱れていたことで、すっかり嬉しくなってしまった。
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全く、想定外の興奮だった。
スターチス 浜風涼し 王族の墓』(パフォスの海は ビーナスの海)
海岸線には柵があり、柵の外側には、イギリス人らしき人々が散歩していた。聞きそびれたが、自分の感じでは、イギリスの海外領地らしかった。イギリス海外領地は、道路だけは通してくれていて、我々も途中そこを通過した。ここは、完全な、治外法権の土地であるようだ。我が国の、横田基地と同じ、と言われればその通りなのだが、キプロス島にあるイギリス海外領地は、完全に、外国なので、貸している横田基地よりも、権利が強く感じた。ガイドさんの「公式」の反応では、イギリスは、キプロスの独立を認めてくれたので、しかたがない、というようなニュアンスだった。

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