「平成」で実現したこと

 正直に言うと、「平成」の30年は、あっという間だった。平成は、良かったかと言われると、素直に「良かった」と思う。自分が平成の初めごろに、願っていて、平成のうちに実現したことの諸々である。プライベートでも、たくさんの実現(例えば、夫婦日本百名山達成など)を見たのだが、世の中一般的なことで言うと、「政権交代」が、最大だろうか。政権交代の時代を、当代の宰相は、おぞましいように言うけれども、自分にとっては、良い時代だったと、思っている。定年とともに、リタイアしたのだが、あの政権だから出来たのであって、年金の受給開始が、変わったことは、本当に嬉しかった。今の時代は、「一億総活躍」なのだから、下手をすると、今もって、汗水たらして、働いていたかもしれない。今考えてみると、リタイアしなければできないことが、数多くあった。働いていては、恐らくは、何も出来なかったと思う。60歳代は、特に限りなく元気だったので、いろいろなことが実現できて、本当に良かった。
 経済は、生産・流通・消費のバランスで動くものと教わったのだが、今の政権は、生産だけが、経済に良いことだと勘違いしている節が、多々ある。何よりも生産が第一で、そのためには流通では輸出がすべてのような、政策である。消費では、外国人の国内観光だけが、経済に利すると、思い込んでいるようである。このような幼稚な思想の「何とかミクス」が、どうにもならないことは、平成の「歴史」が証明してしまった。愚痴はさておいて、二つ目に実現したことは、ふるさと五島列島が「世界遺産」になったことだろうか。平成の初めの頃は、本当に、夢物語みたいだった。「遺産」がらみでは、イギリスの「イングランド遺産」に敬服して、日本にも、「日本遺産」が必要、と当のブログなどにも書いたことがあったのだが、こちらも名前だけは、同じものが実現した。最後は、マイナーな囲碁の世界のことである。プロ棋士に、「少年少女枠」が必要、と思って、何気なく、話してたのだが、こちらは、平成の最後に「英才教育枠」という、自分の思惑とは、少し違ったが、ともあれ、実現したことは、良かった、と思っている。囲碁界は、平成のうちに、夢を通り越したものもあった。AIの登場である。幸か不幸か、碁は、自由が一番のウリだと思っていたのだが、最近の傾向は、棋士があまりにも、AIの真似をし過ぎるので、自由度が低下しているのが、少々気になる。囲碁に限らないが、令和の時代は、逆に、AIをぶっ飛ばす「人間」の出現を期待したい。まじめな話、政治だって、AI任せになりかねない、と危惧するからだ。令和にもし期待するとすれば、正しい歴史認識を持った人物による(間違っても、当代の宰相ではない)憲法改正かもしれない。

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