タリン旧市街 バルチック琥波句旅日記⑲

ここから、昨夜も来た、ラエコヤ広場に出た。ここで、目立つのは、旧市庁舎であり、ドラゴンの雨樋の説明をしていた。ここの、広場の一角に、世界最古と言われている市議会薬局があり、ほとんど、ミュージアムのような現役の薬局だった。DSC09877アップ.JPG中は、結構に面白く見学したが、ハンドクリームや、ハーブティーを買ってきた。広場近くの、職人の中庭、というところへ行った。雰囲気のある中庭で、奥に木工品の店があり、なかなか楽しかった。次に、カタリーナの小路に行った。DSC09897カタリナの小路.JPG修道院の隣の小路で、壁には、墓石が並べられていて、まるで、博物館のような趣だった。ここには、女芸人ならぬ、女職人街があって、タペストリーや、陶芸作品など、女性ならではの作品が並べられていた。この先は、城壁になり、城壁の凹みでは、ミトンなどの手工芸品の露店が並んでいた。しばらく、塀沿いに進むと、大通りがあり、ヴィラの門があった。DSC09901ビラ門.JPGもともとは、立派な内門もあったそうで、19世紀になって、壊されたらしいのだが、残念な話だった。ヴィラ門の外から、記念写真を撮った。ここで、団体観光は終了して、ショートカットのガイドさんとも、お別れになり、フリータイムとなった。もともとの予定では、まっすぐにホテルに戻り、再集合(旧市庁舎前)の予定だったのだが、城壁のウォーキングが面白そうだったので、少し戻って、チャレンジしてみることにした。3€を払って、狭い階段を登ると、大砲が供えられた櫓があり、そこから壁の上に出た。旧市街の赤い屋根が、目の高さに見えるので、とても良かった。衛兵になったつもりで、城壁の上を右に左に歩いたが、最高の気分だった。DSC09902城壁W.JPG城壁の上を往復して、もとの櫓の最上階まで登ると、更に絶景が待っていた。展望台からの眺めも良かったが、こちらは、旧市街の赤い屋根の上の、立ち並ぶ尖塔のバランスや、見下ろす角度ではなく、水平に近い角度から眺められたので、タリンの景色では、最高に良かった。DSC09916塔の眺め.JPG大満足して、壁を下りた。ここから、旧市庁舎、聖ニコラウス教会、アレクサンドル・ネフスキー聖堂と順調に来て、さて、と言うところで、直進すると、広い道に出てしまったので、結局のところ、方針を変えて、旧市街で、時間をつぶすことにした。
 『雨上がり タリンの光る 石畳』(往きつ戻りつ 600年の歴史)
薬局の裏に、タリンで一番小さな家があり、そこの真ん前のカフェに入り、軽めの昼食にした。この時点で、行きたいところは、リネンの店だったのだが、どうしても見たいものがあったので、エストニア歴史博物館を兼ねている、大ギルド会館へ行った。DSC09919大ギルド会館.JPG年代物の重厚な扉を開けると、受付の女性がいた。ツーパーソンと頼んだが、何やら親切に話された中に「シニア」という言葉を聞き取って、シニア、と注文したら、今度は、一人かと聞かれた(もちろん、正確には、聞き取れないのだが、そのように理解した)。シニア料金6€を払って、入場した。最初に、大ホールを見学した。ギルドや教育に関する資料が、なぜか、アットランダムに展示されていて、それなりに、面白かった。次に、地下室へ行くと、戦争博物館のような感じで、色々な武器が展示されていた。ここに、エストニアに関する「戦争」の解説があり、しっかりと、メモしてきた。最初が、エストニアの十字軍、続いて、リヴォニア戦争、大北方戦争、第一次世界大戦、エストニア独立戦争、第二次世界大戦という列で、紹介されていたのが、興味深かった。よく考えてみれば、エストニアの場合、戦後の独立では、一滴の血も流していないので、この配列に納得した。そういえば、国旗の、青は、青空の他に、ヤグルマギクで象徴される自由の意味もあるらしい。真ん中の黒は、大地で、森が黒く見えることに由来するらしいが、独立するまでの、暗黒の意味も含まれる、とのことだった。最後の白は、明るい未来と、リトアニアの雪も表している、とのことだった。展示品の中に、スターリンの頭を、釜茹でにしているような、恐ろしいものもあった。DSC09926釜茹で.JPG恐らくは、エストニア語の本らしいものも、展示されていた。最後に、二階へ行くと、貨幣博物館になっていて、一番に見たかった、ローマ時代の貨幣が展示されていて、感激した。DSC09932貨幣.JPG順序は逆なのだが、最後にエストニアの歴史のビデオを見た。やはり、1869年の、「歌の祭典」のビデオは、圧倒的な迫力で、震えるような感動を覚えた。この後リネンの店へ行って、買い物をした。この建物には、太い梁が何本もあって、写真に撮らせてもらった。近くを歩いていたら、添乗員とその一行様が歩いていたので、木工の店を聞いたら、すぐ側だった。お土産を一点ゲットして、集合場所の旧市庁舎前に行った。集合してここから、ブラックヘッド会館の前を通ると、北門が見えてきて、その手前に、スリーシスターズホテルがあった。DSC09945三姉妹.JPGついで、というので、門を出ると、有名な、「太っちょマルガリータの火薬庫」があった。DSC09947太っちょマルガリータ.JPGその名の通り、なかなか貫禄があった。この先は、フェリー乗り場だそうである。
リガが河口の港で海が遠かったのに対して、タリンは、海のすぐそばに、フェリーターミナルが見えていた。ヘルシンキまでは、たったの80㎞、2時間ぐらいで行けるらしい。スリーシスターズは、上皇両陛下や、エリザベス女王も泊まった、由緒あるホテルとのことで、コートの処置は、厳格だったが、意外と、格式ばっていなかった。さすがに、料理は、美味しかった。帰りは、少し遠回りをして、スリーブラザースや、城壁などの絶景を見学しながら、ホテルへ戻った。 タリンで一番に景色が良いと思われる聖オレフ教会は、工事中でカバーがかかっていた。前回の、ノルウェー探訪で、オレフが聖人で、北の巡礼地だったことを知ったが、彼の名前の教会があるところを見ると、まんざらでもないようだ。それにしても、エチオピアの聖人もいるし、随分とグローバルなことだと思った。

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