東福寺、龍吟庵 敦賀・京都紅葉紀行⑦

 四日目(11月27日) 昨日は、二日分の「観光」をした感じなので、この日は、ホテルに近い東福寺近辺を散策することにした。天気予報も曇なので、紅葉狩りに、入れ込むような天気でもないし、手ごろかな、と思った次第である。東福寺道のBS(バスストップ)から、東福寺へは二度目の経験なので、スムーズに、臥雲橋まで来た。DSC00140通天橋赤.JPG無料で楽しめる紅葉スポットとしては、横綱級のポイントだが、朝が早いので、久しぶりに紅葉と通天橋との「コラボ絶景」を堪能した。紅葉は、ほぼ「満開」状態で、今までで、一番状態の良い、紅葉を鑑賞できた。最初の時が、11月中旬、2度目が12月上旬だったので、11月下旬の今回のベストなのだが、人出の方は、意外に少ないようにも感じた。早速、「通天橋」の入場券を購入して、境内に入った。DSC00146散紅葉.JPGただ、前回は、すぐに通天橋に向かったのだが、今回はロープが張られていて、一方通行になっていた。そんなわけで、前半は、境内の紅葉を観賞しながら、ゆるりゆるりと、渓谷(三ノ橋川)まで下りて行った。敷き紅葉も含めて、色々な角度で、紅葉を楽しむことができて、とても良かった。DSC00148正面赤.JPG渓谷から、今度は対岸まで登って行くと、手前に紅葉、背景に伽藍(方丈や本堂)の建物が見えていて、さすがに東福寺の紅葉の、貫録を見せていた。DSC00157建物.JPGスケッチは禁止のはずなのだが、堂々と画用紙を広げて、スケッチをしている人がいたので、自分も、ハガキに、速写ならぬ速描をしてみた。通天橋から続く回廊を上がると、前回は、開山堂の造形に、感激したのだが、今回は、左側半分が、修復中で、工事現場のような感じなので、とても残念だった。最後に、通天橋での絶景をたっぷり鑑賞した。今回は、臥雲橋の後ろの方まで、紅葉の質量感が凄かった。DSC00161橋から.JPG前回に続いて、東福寺へ来たのは、塔頭をいくつか回ろう、というのが魂胆だった。本坊の庭園も、久しぶりに見たかったのだが、今回は、同じ重森三玲の庭園でも、龍吟庵の方へ、足を向けた。DSC00183橋.JPG重文の偃月橋そのものも素敵だったが、門を潜った、前庭の道路の造形が素晴らしく、ぞくっとする感動だった。靴を脱いで、建物に入ると、国宝の建物だった。パッと目には、蔀というデザインが目に入るので、御殿のようなのだが、建物の内部は、比較的シンプルで、部屋の回りに、畳が敷き詰められていて、後で聞いた解説では、外側が寝殿造り、内側が書院造という、過渡期の建物なので、国宝指定とのことだった。金閣も、似たような過渡期な建物だと思うのだが、こちらは「現役」なので、値打ちがあるのだろうと、思った。南庭(無の庭)は、本当に何もない庭で、わずかに、右端の竹でできた垣根が、稲妻のデザインが特徴である。DSC00172無の庭.JPG西庭(龍の庭)は、白砂と黒砂で、龍と雲とを表現した、三玲の傑作なのだそうである。工事のために、壁を壊して重機を入れて、作庭して、再び壁を自腹で作ったので、採算は合わなかったのだが、三玲が、若き日に、東福寺(本坊)の庭園で、お世話になったので、恩返しのつもりで、作られた、との説明だった。DSC00176龍の庭.JPGそうであれば、次回、東福寺に来る時には、ぜひ本坊庭園を、再見したいと思った。東庭(不離の庭)は、珍しい赤砂の庭で、大明国師(東福寺三世住持)の若き日の災難(狼から二頭の犬が守ってくれた)を表している、との説明だった。DSC00177赤の庭.JPGちなみに、お寺で、庵という名の寺は、前身が、住居だったものを寺にしたものとの説明だった。帰りに、重文の偃月橋を、鑑賞した。やや、真ん中が盛り上がり、中央には、造られた時の、棟札があるのが、重要ポイント、のことだった。

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