宮島弥山登山 秋の安芸旅山陽路⑤

 11月8日(四日目) 朝から小雨が降っていた。7時半ごろに駐車場を出て、平和大通りを経由して、国道2号線を走った。バリバリのラッシュの時刻で、ノロノロと車は進んだ。2号線は、途中でバイパスに入るのだが、50分ほどで、宮島口に着いた。適当な駐車場に車を停めて、1泊するんですが、と聞いたら2000円も取られた。今更、引き返せないので、最低の荷物にして、JRのフェリーへ乗り込んだ。8:40のフェリーは、静かに出航した。
 宮島へは、仕事での2回を含めて、6回目なのだが、今回、どうしても成就したい目的があった。海に浮かぶあの大鳥居を、ぜひ見てみたい、というものだった。引いた干潟に建っている大鳥居は、何回も見たのだが、巡りあわせが悪かったのか、海に浮かぶ大鳥居は、一度も見たことが無かった。情報によると、満潮は、12:36となっていた。午前中に弥山に登り、午後に大鳥居見学、という予定にした。登山不要の荷物は、泊まる予定のホテルで、預かってもらうことにした。道を聞いて、ホテルに着いたのは、9:15ごろで、幸いなことに、雨はほとんど止んでいた。宿の人に、無料バスの情報を聞いて、その場所に行ったら、20分後の出発だったので、紅葉谷を歩いて登ることにした。
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紅葉は、それなりに進んでいたが、天気がぱっとしていないのが、残念だった。それでも、何枚か、写真を撮っているうちに、ロープウエイの紅葉谷駅に着いた。さっそく、往復切符を買って、ロープウエイに乗り込むと、8人乗りのゴンドラで、人が少ないので、貸切にしてくれた。眼下は、原生林だが、照葉樹林に混じって、赤いハゼがきれいだった。やがて、榧谷駅に着くと、すぐに32人乗りのゴンドラに乗り換えた。残念ながら、上は、ガスっぽい感じで、とても展望は、望めそうになかった。獅子谷駅に着くと、目の前に、弥山らしい姿が見えているのだが、谷を一つ隔てた感じだった。距離は2㎞とのことだが、山道の2㎞なので、30分はかかるらしかった。展望台は後にして、さっそく弥山のルートへ進んだ。登山なのだが、いきなり下り、いったん小ピークを過ぎると、ひたすらに下り道だった。途中に、弥山原始林石碑があり、そこが、紅葉谷からの登山道の分岐点だった。道は、ここから、本格的な上り坂になった。遊歩道の整備がされているので、ぐじゃぐじゃな道ではなかったが、それでも雨上がりの濡れた道で、神経を使った。途中に、岸壁のある絶景ポイント
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があり、そこからは、もう一登りで、お寺の境内に出た。
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左手が、弥山本堂で、右手が「消えずの霊火」が守りつがれている霊火堂だった。両方の御堂にお参りをして、右手の弥山へ向かった。途中にも、建物はあったが、そのまま登って行くと、大きな岩が見えてきた。特に、「くぐり岩」
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は、雰囲気がワイナピチュの道にも似ていて、とても良かった。上りついた頂上にも、巨岩がいくつもあり、とりあえず記念写真を撮った。お隣の弥山展望台からは、絶景が見えるはずなのだが、残念ながら、展望は真っ白だった。
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時刻は、11:30頃だったと思うのだが、少しだけ時間を待つことにした。ガスが薄くなると、海の向こうの山並みも、少しは見えてきたが、海の方はなかなかだった。帰る間際に、北の方角に、厳島神社あたりが見えてきたが、大鳥居は真北の樹木に隠されていて、残念ながら見えなかった。せっかく、弥山巡りのコースがあるので、そちらに回ってみた。干満の岩
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というのは、岩のくぼみの水たまりが、干満で満ちたり干上がったりするらしいのだが、満潮が近いせいか、くぼみには、水が溜まっていた。潮の香りは、分からなかった。大日堂からも、どんどん下るので心配したが、もとの境内に出た。ここからは、もと来た道を戻ったのだが、観光客は増えていた。ただし、外国人の方が多く感じた。獅子岩駅まで戻ったので、先ほどパスした、展望台に登った。
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江田島など、多くの島の矢印があったが、全く展望はなかった。下りのローブウエイは、それなりに混雑していたが、順調に12時過ぎに降りてきた。

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