こんな時に旅行かよ ピンクラグーン メキシコツアものがたり⑧

 ホテルで、チェックアウトして、バスに乗った。時差ぼけはなかなかに辛い。2時間ほど田舎道は、ひたすらに寝ていたような気がする。どうやら、簡単なドライブインに寄った。何もないところだったが、片隅に、お地蔵様のように、マリア様が祀ってあった。
北上すると、植生がどんどん変わっていた。簡単に言うと、雨が少ないらしく、草原が貧弱な疎林という感じだった。海抜的には、ほぼ0mに近いのかとも思った。途中、リアと呼ばれる川状の水路を渡った。DSC00618リヤ.JPGユカタンには、川はないそうで、川に見えるのは細い湾で、S氏は、リアス式海岸のリアで、ついでに言うと、川はスペイン語で、リオと紹介していた。やがて、海が見えてきて、道路が白っぽくなって、塩とのことだった。途中、ベルトコンベアが見えてきて、これは、現役の塩田のベルコンとのことだった。やがて、左手は青い海、右手にはピンクっぽい水たまりが見えてきて、バスが止まった。DSC00636ピンクラグーン〇.JPGいよいよ、ピンクラグーンの見学なのだが、最近カメラ撮影が禁止(スマホはオーケイ)になったので、カメラをバスにおいて、見学した。正直なところ、天気がグレー(曇り)なので、ピンクの具合は、微妙だったが、やはり、光が差すと、一瞬きれいなピンクになり、不思議な空間が現れた。今回、スマホを用意できなかったのが、残念だった。ここから、近くの港町である、ラス・コロラダスへ向かった。町の入り口で、バスが止まったのだが、これはカーニバルによる渋滞だった。DSC00656カーニバル外.JPGラス・コロラダスは、いかにも港町という風情で、自分的には、ヘミングウェイの「老人と海」を何となく、思い出した。DSC00666港町.JPG食事をしていると、先ほどの、カーニバルの一団がやってきて、店の中まで踊りまくって面白かった。DSC00662カーニバル.JPGこの町のカーニバルは、ちびっ子の踊り子なので、とても可愛かった。この時は、まだ余裕があったので、大枚を喜捨した。日本の感覚ならば、目的のカンクンも海岸よりなので、このまま、海岸沿いに走っていきそうなものだが、ここユカタン半島は、何か事情があるらしく、元の道に戻った。ユカタン半島の2大都市と思われる、メリダ(スペインの植民都市)とカンクン(大リゾート都市)とを結ぶ、内陸の高速道路まで戻り、カリブ海の方向(東)へ、バスは走った。DSC00670ユカタン州.JPGS氏の話では、カンクンは島、ということだが、地図を見ると、砂州のようでもある。橋で島に渡ると、基本は外がカリブ海、内はラグーンなのだが、余りにも開発されていて、海やラグーンが見えるのは、ほんの一時で、その他は、ハワイと同じような、ホテル群だった。不思議なことに、メリダとカンクンとの間には、時差が1時間あり、時計を合わせた。カンクンは、リゾート地なので、朝よりも、夜の時間を有効に使おうという、魂胆なのだろうと思った。ホテルの部屋からは、海岸とカリブ海がきれいに見えていた。夕食は、オールイン・クルーシブルというスタイルなので、逆に困惑した。レストランが4つあって、どれか、を選ばなくてはならないのだが、日本風のレストランをチョイスした。あくまで、日本風なのだが、正しくは、オリエンタル風というレストランだった。今や、SUSHIは、世界的な食べ物で、最近では、レバノンでも見かけたが、実際に食べておいしかったのは、カナダや、ハワイでのロール鮨だった。アボガドやクリームチーズなどが巻き込んである、ドラゴンロールという鮨がおいしかった。DSC00677ドラゴン巻.JPGところで、毎日、日本のニュースが気になった。外国のメディアでは、イタリアと韓国の新型コロナウイルス関連ばかりやっていたが、カンクンでは、NHKの海外放送が見られたので、良かった。状況は、最悪ではないが、着実に増加していた。この時点では、メキシコは0だったのだが、帰国後に、感染者が出た。これも、帰国後に知ったのだが、カンクンの近くの、コスメル島では、クルーズ船の寄港に、地元が反対して、ごたごたしていたらしかった。

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