テーマ:教育

『太公望』①

 どうも、恥ずかしい話なのだが、太公望というのは、「釣り人」の異称としてしか認識がなかった。中国の迎賓館の名前が、釣魚台というのは、どうやら、太公望ゆかりの名前らしいことも知ってはいたが、伝説上の話だろうと、思っていた。はっきり言えば、日本の教科書には、あまり登場しない人物であるからかもしれない。  中国の歴史といえば、四大文明の一つ…
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囲碁上達の三策

 今年も、東京都中学校囲碁連盟の、冬期大会が開かれた。爆発的な流行はないが、地道な普及活動が続いている。連盟顧問の木下かおりさんが、講評の最後に、囲碁に強くなるアドバイスを三つしていたので、紹介してみる。 ①他人の話を良く聴くこと。あらゆるスポーツで上達する人は、他人の話を良く聴く人だ、ということを、スポーツの部の顧問をしていた時に、…
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「教育問答」

 昭和52年のなだいなだ氏の名著である。教育問題は、古くて新しい。カビが生えた本かと思って、断捨離の一環で読み始めた本だが、今読んでも新鮮である。いろいろと、個人的に解説しても良いのだが、メモをした文章を紹介して、判断は、中公新書の「教育問答」を読んでもらいたい。親、教師、その他教育に関心のある人に読んでもらいたい。 「責任感の強い人…
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学生の知能低下に就いて

 最近の報道で、「教員免許に6年」という記事があった。最近の、大学生の学力低下の傾向からして、6年は必要と感じていただけに、賛同したい、と思う。最近は、教育現場の大変さが、世に知られるようになり、世の中が不景気で、公務員志向が強いにも関わらず、教員の志望は減っているとも聞く。それだけに、本気を目指す人にとっては、ハードルは、必ずしも高く…
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囲碁少女ガール増える

 6月17日、日本棋院において、第34回東京都中学校囲碁大会&第33回少年少女東京都大会(中学校大会)が開かれた。春の大会としては、やや少なめの180名の参加者だったが、今年は、「囲碁ガール」ブームの影響なのか、少女囲碁ガールの姿が、多かったような気がした。調べてみたら、15%にあたる37名の参加だったらしい。これまでは、1割にも満たな…
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正論は、教育を殺す

 教育の現場にいる友人から「指導と評価の一体化は実現しているのか」という、難しい論文をいただいた。内容が難解で、分かりにくかったが、若干を紹介してみたい。1991年に指導要録が改定されたが、実際的には、2001年の改訂が、絶対評価と観点別評価とを徹底させ、高校入試とも連動した、という意味で、真にエポックメーキングな改訂だった、とされてい…
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見殺しにされた広島・長崎

 原爆の第一の責任は、投下した米国にあるのだろうが、「原爆投下の極秘情報はいかされず」によれば、責任の半分ぐらいは、軍部参謀本部の上層部ではないのか、と思ってしまった。広島も長崎も、日本の情報部では重大な情報をつかんでいたとのこと。しかし、なぜかこの情報は握りつぶされた上に、広島の場合も、長崎の場合も、空襲警報すら出されずに、多くの犠牲…
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東洋の舞姫

 近頃、スイスのローザンヌ国際バレエコンテストで、菅井円加さんが見事に1位を獲得した。驚いたのは、このコンクールは、クラシックバレエの登竜門とばかり思っていたら、さに非ず、モダンバレエ(コンテンポラリーと、いうらしい)もあり、むしろこちらの評価が高かったとか。素晴らしい、の一言である。  ところで、最近、西木正明氏の「さすらいの舞姫」…
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女流棋士

 中国に「琴棋書画」というたしなみがある。ここでいうところの「棋」は、将棋に非ず、囲碁であることは、半ば常識である。にもかかわらず「女流棋士」というイメージには、やや将棋のイメージが強いのは、少々残念ではある。素人には分かりにくいが、将棋界には、「将棋棋士」と「女流棋士」とでは別の世界であり、先般、一人の女流棋士が「将棋棋士」の初段にな…
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日本人のアイデンティティ

 国会が始まった。ニュースは見ないが、大震災後も、党利党略で、日本をぼろぼろにしそうな政治屋の顔などは、見たくもない。これからの日本は、どうなるのだろうか。フランスでは、ミニベビーブームだそうで、うらやましい限りだ。ところで、今春から日本の格闘技が必修になるらしい。怪我には十二分に気を付けてもらうとして、この動きには、大賛成だ。当然のこ…
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吉田松陰VS沢木耕太郎

 大佛次郎の「天皇の世紀 一 黒船」を読んだ。黒船前後の、幕府の狼狽ぶりが、実によく分かる。この中に、吉田松陰が登場する。松陰が、米艦へ乗り組むことが失敗した後、牢で、アメリカの士官に渡した手紙が紹介されている。「我々は省みて内にやましいことは一つもない…英雄にふさわしいか試す時…我々は日本六十余州を歩くだけでは物足りなかったので、五大…
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南部の大逃散

 今、大佛次郎の「天皇の世紀」を読んでいる。歴史は、知っていたようで、知らなかったことの多さに驚かされる。同著によれば、ペリー総督来航の、一週間前に「東北の一隅で、もしかすると黒船以上に大きな事件が起こっていた」のが、「南部藩の農民が三万人に近い大人数で、田畑を捨て集団となって雪崩のように領内を横断し、隣国の仙台領に入って保護を求めた事…
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北朝鮮工作船

 北朝鮮では、リーダーが代替わりしたばかりだが、先代の時代には、偽札作りや、麻薬造りを国策としていたらしい。その証拠となる「工作船」が、どこかに展示してあることは、知ってはいたのだが、どこにあるのかは、知らなかった。赤煉瓦倉庫の裏に、海上保安庁の資料館があり、そこに「工作船」の表示があったので、見学することにした。思ったよりも、大きな船…
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お正月のお勉強

 「正月のテレビはつまらん」というのが、偽らざる印象だ。ぐじゃぐじゃ人間が出ているだけで、すぐにチャンネルを変えたくなる。そんな中で、異彩を放っていたのが、BSジャパンの「池上彰の現代史講座」の連続講座だった。朝の8時から夕方の6時まで、連続10時間やっていた。(3日間で28時間)ずっと見ている訳にもいかないので、適当にビデオも併用しな…
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おひとり様文化

 かつて日本では、おひとり様首相が、絶大なる人気を誇ったことがあった。日本では、おひとり様というのが、ハンデではなく、場合によっては、もてはやされる傾向の場合もあるらしい。猿谷要氏の「アメリカの風」によると、幕末の遣米使節団の時の大統領ジェームス・ブキャナンだけが、唯一の独身大統領であるらしい(ブキャナンの独身の理由は、婚約者の服毒自殺…
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「法然の涙」 町田宗鳳 著

 今年は、法然の八百回忌である。春の京都で、「法然展」をやっていたのだが、同時にやっていた、親鸞の七百五十回忌記念の「親鸞展」の方が、その時にはインパクトがあって、「親鸞展」の方を観てしまった。今回、東京で「法然・親鸞展」があるとのことで、「法然展」に関しては、何とかリベンジできた。鎌倉仏教のスターといえば、親鸞と日蓮が両横綱で、道元が…
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家光の優しさ

 福山城で「大阿部家展」という催しをやっていた。メインは福山城主であった阿部家、中でもペリー来航時の阿部正弘に関する展示だった。ただ、素人的に面白かったのは、徳川三代家康、秀忠、家光の直筆の書や画などだった。一番印象的だったのが、三代将軍家光の、フクロウだかの画だった。とにかく繊細でやさしい画だった。歴史の教科書的には、祖父家康を尊敬し…
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「ただ誠心を立てる」 山田方谷

 どうも私事だが、自分の父は海軍の出で、山本五十六を尊敬していたらしい。その証拠に、自分の名前が五十六と付けられる寸前だったらしい。この山本五十六が、尊敬していたのが、同郷(長岡)の先輩、河合継之助で、その継之助の師が、山田方谷である。山田方谷は、備中松山藩板倉勝清のシンクタンクとして活躍した陽明学者である。勝清は、藩政改革を方谷に任せ…
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川越発 国分寺行

 川越に、二日続けて行く用事があり、青梅線から出かけた。最近は、八高線→川越行という電車が走っていて、便利なのだが、どうしても料金の安い西武線を利用してしまう。しかし、拝島から、本川越へ行くには、小平で一本で乗り換える方法と、小川→東村山を乗り継ぐ方法があり、判断が難しい。今までの経験だと、行きは小平経由、帰りは東村山→小川経由が便利な…
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TPP問題 日本よ、どこへ行く

 東日本大震災の傷が癒えぬ間に、韓国・アメリカのFTAが結ばれるという、衝撃的なニュースが流れた。確かに、東日本大震災時に実施された米軍のトモダチ作戦は、日本人にある程度の好感を与えたことは事実だろう。しかし、親友か、といわれれば微妙としか言いようがない。日本国内に、基地を使わせてもらっている、恩義に報いた、という方が、正しいのだろうと…
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関東中学校囲碁選手権

最近は、9月の敬老の日に、東京八重洲の「いずみ囲碁ジャパン」で、「関東中学校囲碁選手権大会」が開かれている。今年で、12回を数えた。主体は、東京都と神奈川県の中学校囲碁連盟による大会で、春に行われている、「文科杯」の全国大会に先立つこと、4年前に立ち上げた。そして、「文科杯」のきっかけになり、「文科杯」のモデルにもなった大会である。実力…
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萱野茂氏の警告

 東日本大震災から、半年が過ぎた。震災の当初は、日本にはいなかったが、計画停電という、未曽有の経験をして、改めて、日本が文明、とくに電力に頼る文明に頼り切って知ることが、痛いほど、知らされた。今回、北海道平取町二風谷を旅する機会を得た。そこで、アイヌのアイデンティティの回復に貢献をした、萱野氏の資料館を訪れた。ここでは、かれが語った言葉…
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沙流川、二風谷の悲哀

 子供のころ、「さる川」という地名を地図の上で発見し、面白い名前だな、と思った記憶がある。さる川は沙流川だった。二風谷が白老と並ぶ、アイヌコタンであることも、薄々は知っていた。そして、二風谷が沙流川の流域であることなどは、現地に行って、初めて知った。もともと、今回の旅の目的が、100%、幌尻岳登頂にあったので、二風谷が、幌尻の麓にあるこ…
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「希望は絶望の中にある」 ジャーナリストむのたけじ

 最近のテレビのスタンダードは、NHKGではなく、NHKBPである。録画した番組でも観よう、と思ってスイッチを入れた。最近の録画は、ウォームアップが必要なので、そのまま時間を待っていたら、96歳のジャーナリストむのたけじ氏の、インタビュー番組をやっていた。話の内容に、引きずり込まれて、そのまま魅入ってしまった。戦地記者をやっていた、との…
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みの様は、なに様か

 ネットの情報であるが、「朝ズバ」のみのもんた氏が、人生初めて、TVに大遅刻をしていた、と出ていた。最初は、みの氏も歳だから、遅刻をしたのか、と同情したら、とんでもない話だった。要するに、高速の事故で、大渋滞にはまって、1時間ばかり、動かなかったらしい。そこまでは、仕方がないと思う。しかし、その後、パトカーの先導で、高速を逆走して、TV…
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「1992年のニュートン」

 6月27日に、オリオン座のベテルギウスの番組をやっていた。ベテルギウスは、赤色超巨星として有名な星だが、実は超爆発が秒読みの段階らしい。爆発がまともに地球を直撃すると、福島原発事故どころではなく、とんでもない放射能が地球を襲い、場合によっては、地球生命体が、相当に危ないらしい。番組によると、ハッブル望遠鏡の観測では、20度ぐらい外れる…
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『日本はなぜ世界で一番人気があるのか』 竹田恒泰 著

 震災があり、日本中がなんとなく元気をなくしかけている時代なので「感動の日本論」のキャッチコピーにひかれて、買って読んでみた。結論を言えば、大した本ではなかった。著者は、明治天皇の玄孫にあたり、世が世であれば、天皇後継者の資格がある、という人物である。いささか、手放しで日本を賛美しているので、こそばゆい気持ちにもなる本である。ただ、トイ…
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埼玉史跡散歩

 朝から、つらいニュースを見るのも、気分がすぐれないので、NHKのBSを見ることにしている。たまたま、朝のクラシックよりも早い時刻で、「埼玉の史跡散歩」をやっていた。その中で、吉見百穴が出ていた。テロップで、古墳時代後期の古墳、という説明があった。それはそれで良いのだが、ここは、戦時中の遺跡のトンネルもある。明らかに、古墳時代ではなくて…
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中国の暴動

 「暴動」という表現が、適切なのかどうかも含めて、中国の「暴動」のニュースが流れた。中国で、あのような報道がなされた、ということは、二つの意味があるように感じた。一つは、中国の報道は、すべて政府のコントロール下にあるの。なので「暴動」の側の理由を、政府が100%否定しなかった、ということになる。今回、中国シルクロードのクチャで、スバシ故…
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シリコンロードへの打撃

 アメリカカリフォルニアには、有名なシリコンバレーというICの工業地帯がある。これになぞらえて、日本でも、IC工業の盛んな九州をシリコンアイランド、東北をシリコンロードと名付けて、日本工業の一翼を担ってきた。今回の東日本大震災の工業への打撃は、想像以上に深刻なようだ。当面、買うべき工業製品もなさそうなので、個人的な影響はないか、と思って…
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