テーマ:読書

クルシュー砂州 トーマス・マン博物館 バルチック琥波句旅日記⑦

四日目(10月4日) 天気予報は、晴れとのことだが、雲行きは、結構怪しげな出発だった。クライペタの街中を走ると、すぐに波止場になり、タイミングよく、フェリーに乗り込んだ。フェリーは、ノルウェーで、何度も乗って、楽しみにしていたのだが、バスは乗ったまま、5分ほどで、対岸の港に着いた。ガイドは髭が立派な紳士風の方だった。いきなりの説明は、向…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

こんな日本に誰がした

 いよいよ、令和時代のスタートが、秒読みに入ってきた。現在、旅立ちの直前で、ダブルでうきうきしている、といいたいが、令和の日本は、大丈夫なのか、と心配になってくる。ちょっと前に、タイのリゾートホテルで、日本の詐欺グループが、逮捕される、ニューがあった。オレオレ詐欺が、始まったころには、富裕層のお年寄りから、「お上」と「グループ」とが、お…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

東地中海(レバノン・キプロス)物語紀行① プロローグ

東地中海(レバノン・キプロス)物語紀行  平成の最後に、東地中海、いわゆるレバント地方を旅することになった。今回に関しては、超の付く目玉はないのだが、二人のギリシャ神話の美女が表紙の主人公だろうか。一人は、ヨーロッパの語源とされているエウロペ、もう一人は、愛の女神とされているビーナスことアフロディーテである。エウロペは、テュロスの王女…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

俯瞰する年表

 昨年、イランに旅をしたときに、歴史は「俯瞰することが大切」という話を、強調したことがあった。あるご婦人から、「そんな本があるんですか」と聞かれたので、帰国後に、メールで、宝島社のムック本「日本史もわかる、図解ビジュアル『世界史』地図」を紹介したのだが、その後、何の音沙汰もなかった。それは、どうでもよい話だが、前回の旅で、旅行先の「歴史…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

鴎外の故里 津和野城下 ぐるっと長州 秋游⑩

 津和野城址からの眺めは、安野画伯でなくとも、絵を描いてみたくなる絶景で、自分も筆をとってみた。詩人さだまさしは、津和野城からの絶景を見て「案山子」の曲想を得た、とのことだった。結局、1時間半ばかり、山城の楽しさに酔いしれていた。往きはつまらなかったリフトは、帰りは、景色は良かったのだが、結構急で、怖かった。お昼が近かったので、津和野の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

イラン歴史の旅ペルシャ秋遊①プロローグ

イラン歴史の旅ペルシャ秋遊                   2018/10/12~10/22  プロローグ 平成最後の10月である。今年の8月9月は天気が安定せず、10月の旅を計画した。「イラン世界遺産の旅」というツアーに、滑り込みで、行くことになった。イランは、もちろん古のペルシャであり、少年時代に憧れたアレキサンダー大王ゆかり…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

深田百名山の真実

 先日、日本百名山の一角である、木曽駒ケ岳に登ってきた。自身、木曾駒への登頂は、三度目なのだが、登山記がなかったので、再々チャレンジした、ということだった。山の売店で、日本百名山のれん、というものを、売っていた。山の名前、簡単な紹介があり、山バッジをつけることができるとも書いてあった。厳密に点検したわけでもないのだが、絶対に間違っている…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

デマゴジア安倍対ジャンヌダルク小池、国難脱出緊急避難解散

 藤井聡太ニュースに、うつつを抜かしている間に、世の中は、政治の激震が走った。藤井聡太は、自分よりも弱い相手には勝ち、自分よりも強い相手には、苦戦する、というごく当たり前な状況になったので、つまらないといえば、つまらないのだが、この1年間に、タイトルを取るかどうかが、勝負だろう。  タイトルは、はじめ「デマゴジア安倍対ポピュリスト小池…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ギリシア人の物語

 ギリシアから帰ってきてから、読みだしたのが、塩野七生著の、「ギリシア人の物語」である。ギリシアと言えば、アテネが有名で、その次がスパルタだろうか。壮麗なパルテノン神殿は、ペルシア戦争で焼かれた古神殿を、ペリクレスが再建したものである。このペリクレスという人物は、民主政最盛期のアテネにおいて、実に30年間も長期政権を維持した人物である。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ティツィアーノとヴェネツィア派展in都美

 現在、塩野さんの、イタリア三部作を再読している。「緋色のヴェネチア」「銀色のフィレンツェ」「黄金のローマ」という小説で、時代は、ルネサンス後期である。ミケランジェロが、小説の中に登場するのだが、ティツィアーノは、この小説の時代と、かぶっている。この小説を読んでいて、感じたのは、ルネサンスと言う時代は、限りなく、現代に近い時代なんだ、と…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

生けるマスゾエ死せるアベノミを走らす

 ようやく、宮城谷版「三国志」を読み終えた。今年の正月から読み始めたので、読み終えるのに、半年弱かかったことになる。ちなみに、昨年の正月は、北原版「三国志」を読んだのだった。少々やくざな北原版は、小説としては面白かったのだが、最後が、やや尻切れトンボだった。宮城谷版はその意味では、丁寧な小説だったが、やや書きすぎる傾向があり、もう少しす…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「原爆を許す」

 「原爆を許す」とは、私の、個人的な意見ではない。美甘章子著「8時15分」に出てくる言葉である。今回、アメリカのオバマ大統領が、現役の大統領として、広島を訪問する報があった。原爆の問題は、デリケートな問題で、軽々にものは言いにくいのだが、美甘章子著「8時15分」は、原爆被爆者の生きた「言葉」なので、重いと思い、紹介することにした。そもそ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

頼山陽の母

 5月5日は子どもの日、5月8日が母の日だった。子どもの日には、どこでも流行っている鯉のぼりのイベントはやっていたが、家庭的にはどうだったのだろうか。数日前、園芸店に行ったら、おびただしいカーネーションの鉢が並べてあって、ちょっとした驚きだった。日本において、子どもの数は、32年とか減少の連続で、このままでは、確実に日本は消滅すると思う…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

中国の不思議

 ネットのニュースを見ていると、中国発の「日本の不思議」のネタニュースが多い。現在の日本から見ると、古代中国ほど面白い存在はなく、今一番に読んでいるのが、宮城谷昌光氏の小説である。ところが「三国志」の方は、誰かが先に読んでいて、現在図書館には戻っていないし「湖底の城」は、まだ六巻までしか、おいていない。そんな時に、ふと目に留めて、借りて…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大人の読書 『二条院ノ讃岐』

 若い頃は、歳をとってから、たくさんの本が読める、と期待していたのだが、実際には、齢を重ねると、視力が衰えて、実際には、本を読むことがおっくうになってきた。そんなわけで、本棚に所蔵していた、多くの本を泣く泣く断捨離しているのが、現実の話しである。読んだら、断捨離と言うのが基本なのだが、読みかけては、何となく中断して、ずるずると置いてしま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「日本のいちばん長い日」文庫本バージョン

 映画の中で、関心があったのは、昭和天皇の言葉だった。映画を見る前に、たまたま「私自身がいかようになろうとも、私は国民の生命を助けたいと思う…」という一言で、ポツダム宣言受諾が決定したことを、聞いたので、このシーンがが出てきた時には、胸にジーンときた。ただ、映画の方は、その後も、ごじゃごじゃと恐るべき混乱が続いて、何が何だか分かりにくか…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

奇兵隊より強かった共和軍隊

 奇兵隊は、あの高杉晋作が、四民の枠を超えて、創設した軍隊で、幕末最強の軍隊とされている。今回、この奇兵隊よりも3年も早く創設され、同じく四民の枠を超え、しかも無敵の奇兵隊と戦って、奇兵隊に勝った軍隊があったことを知って、びっくり仰天だった。良く言われるように、歴史は、勝者が作り上げたものなので、敗者が、歴史から葬り去られることは、よく…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「第三の波」A・トフラー著

 最近のベストセラーとして「21世紀の資本」が有名であり、高価な本という印象があるが、A・トフラー著の「第三の波」は、昭和55年の出版で、値段が2500円だった。45年ぐらい前の本であり、21世紀の世界を、予見した本ということになる。  現在国会でもめていることの一つに、「労働者派遣法改正」がある。明らかに、経営者サイドには有利な「改…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

気がつけばリタイア8年目

 月日が経つのが早い。一週間の長さが、昔の二、三日ぐらいの長さに感じてしまう。気が付いたら、いつの間にか、4月になっていて(しかも、とっくに半分も過ぎていた)リタイアしてから8年が過ぎていた。いつも、4月1日を過ぎると、リタイア何年目、というタイトルのブログを書いていたのだが、どうやら今年は、余りにも日常的に、4月1日が過ぎてしまったの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

対馬海峡の虹

 実は、読んだ本の題名は「海峡の虹」である。サブタイトルが「日朝の架け橋 雨森芳洲」とある。むかしの勉強は、人物の名前を丸暗記する、というスタイルが多かった。中学生の時、美術の授業で、ジョットという人物を教わって、その人が何たるかはまったく知らず、名前だけ強烈に印象に残っている。雨森芳洲については、対馬藩の儒学者にして、朝鮮通信使と交流…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

最悪の母

 「山あり愛あり」という小説を読んだ。佐川光晴という作家の小説で、たまたま図書館で、「山」というタイトルがつていたので、手に取ってみたのだった。中身は、普通の小説のようだったが、活字の大きさが、読みやすかったので、借りてきて、読んでみた。後半の部分で、主人公が暴漢に襲われるので、楽しい小説、というわけにはいかなかったが、途中までの感じは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

北原版「三国志」

 中国の歴史は、国土が広いので面白い。その中でも、三国志は、人気ナンバーワンだろうか。と言っても、通して三国志を読んだのは、横山版「三国志」ぐらいなものなので、余り自慢にはならない。知人が、宮城谷版「三国志」を読んでいて、曹操のファンになった、と話していた。宮城谷の中国小説は、自分も大ファンなので、ぜひ宮城谷版「三国志」は読んでみたいと…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『哲学の復興』

 昭和47年の、講談社現代新書の一冊である。著者は、梅原猛氏である。「隠された十字架」で有名な著者だが、個人的には、「京都発見」シリーズで、お世話になっている。裏カバーに載っている著者の写真が、余りにも若いのでびっくりした。  現代が、ヨーロッパ文明の終末期にあることは、うすうす感じているが、中国の躍進と、ぎあいえすの暗躍は、このこと…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

イエスの真実

 現在(2015年1月)安倍総理が、パレスチナを訪れている(その後、身代金を要求される事件が発生した)。イスラエル、パレスチナは4年前の2011年に訪れた。かの地は「バイブルランド」という名前で紀行文を書いた。と言うのも、イスラエルと表記しても、パレスチナと表記しても、公正を欠くような気がして、そのような表記にした。ところで、バイブルラ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

本は人なり

 新年が始まった。NHK二大ドラマの、大河ドラマ「花燃ゆ」が始まった。ドラマの中で、松陰がが文に言った言葉が「本は人なり」だった。本は、人生の中でも、大きなポイントを占める、趣味というよりも大きな存在と思われる。若いころは、結構古本屋で、文庫本などを買いため、将来暇になったら読もう、と思っていた。実際にリタイアしてみると、じっと読書をし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「労働時間」

 相変わらずの断捨離だが「労働時間」も岩波新書の一冊である。驚いたのは、「イギリス資本主義初期、労働者を最低12時間以上働くべし、という法律があった」ということだった。確かに、12時間ぐらい働いていたことは知ってはいたが、法律でそれを決めていたとは、驚きである。  ところで、世は不可解なことに、解散になった。実は、50年以上昔から、解…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

矢切の渡し

 江戸川の河川敷は、ほとんどスポーツランドと化していて、旅の情けはなかったが、わずかに、今はすっかり日本の野草と化したセイタカアワダチソウが咲いているのが、慰められた。矢切の渡しには、それなりの人が並んでいたのだが、どちらかといえば、団体客が多いように感じた。その中の、おじさんグループの人たちが、乗っても意味がないから止めよう派と、乗る…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『天空の舟』宮城谷昌光著

 用事あって、ジョイフネホンダへ出向き、ついでにフードコートで、昼食を食べた。昨今の、国際政治の状況に関係があるのかないのか、韓国料理と中国料理は、並びの列が少なかった。それはそれとして、現在の中国料理は、全てのものに火を通すし、かつて苦力として、新大陸などで働いていたチャイニーズは、必ず水を沸かして飲んでいたので、死亡率が低かったらし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『孟嘗君』宮城谷昌光著

 高校生の頃、一番好きだった授業が、漢文の授業だった。その頃に「食客三千人」という言葉を習ったような気がするが、その時の印象では、たかが、小さな領主に過ぎなかったような気がする。多くの食客を養った、といことの他は、あまり知ることもなかった。それとは別に、同書によって、清少納言の「夜をこめて鶏のそら音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ」の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『晏子』宮城谷昌光著

 『重耳』に続く、春秋時代のシリーズものである。以前にも、『管仲』や『太公望』を読んでいるので、それなりにハマっている感じではある。実は、本を借りてくるのに、長編小説だと、何冊も借りるのが面倒なので、敬遠していたのだ、それなりに面白いので、㊤㊥㊦の三冊を一度に借りてきて、読んだ。  教科書で、春秋戦国時代、というものを学ぶが、もちろん…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more