大仏次郎記念館

 港の見える丘公園へは、何度も出かけたが、大仏次郎記念館へは、入ったことはなかった。(お隣の、神奈川近代文学館へは入ったことがある)大仏次郎は、名前がとっつきにくく、本も読んだことがなかった、いわば「食わず嫌い」の文士だった。あるきっかけで最近「帰郷」という小説を読む機会があった。そんなこともあって、今回初めて入ってみた。記念館では「大佛次郎から兄・野尻抱影へー101通の手紙」という特別展もやっていた。野尻抱影は、名前だけは知っていたが、大仏次郎の兄だとは、知らなかった。野尻抱影は星の学者かと思ったら、本職は英文学者だった。12歳違いの兄弟で、文士になる時に、大学出が、物書きになるのか、と反対された、というエピソードが面白かった。
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兄は弟に文章のアドバイスをしたらしい。そして、その兄に送った、大仏次郎の手紙やハガキ群の展示だった。大仏次郎は、ライフワークとして「天皇の世紀」という大作を、朝日新聞に連載していたらしい。この「天皇の世紀」は、司馬遼太郎の「街道を行く」みたいに、その当時は、興味を持たなかったのだが、今回、この資料館を見て、大仏次郎が、さまざまな土地に旅をして、兄に手紙を書いているのを見て、ぜひこの「天皇の世紀」を、読んでみたくなった。

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