旅の履歴 文学館

 調べ物をしていたら、「作家の名前がついた文学館」というデータが出てきた。なぜか埼玉、千葉、富山、京都、岡山、広島のデータがないが、ほぼ全国の個人文学館のデータがそろっていそうだ。美術館と違って、文学館は、何となく見栄えがしないので、どちらかといえば、敬遠してきたが、最近、ぽつぽつ見学するようになったので、旅の履歴に入れてみた。
①小泉八雲記念館(松江市) 昭和44年に訪ねている。元祖文学館だが、小泉八雲旧居、という意識の方が強かったような気がする。奥さんは、日本人だった、というのが印象的だった。
②藤村記念館(小諸市)(中津川市) こちらも、元祖文学館である。小諸市のは、「小諸なる古城のほとり雲白く遊子悲しむ」の小諸城址公園内にある。立地条件がまことに良い。中津川市のは、昔は旧馬篭宿の藤村の生家である。
③吉川英治記念館(青梅市) 青梅は、住まいの隣の市なので、地元の施設のような親しみがある。吉川英治が、戦時中、疎開をしていた建物が、記念館になっている。梅郷の近くに立地している。
④北原白秋記念館(柳川市) 生家の建物と、記念館とが同じ敷地内にある。記念館の敷地に「カラタチの花が咲いたよ」のカラタチの木があるのが、印象的だった。柳川の堀のそばにあり、立地条件も素晴らしい。
⑤野口雨情記念館(北茨木市) まったくの日本家屋なのが、印象的だった。東日本大震災の被害がなかったのか、とても心配である。
⑥林芙美子文学館(長野県山ノ内町) 吉川英治記念館と同じく、戦時中の疎開していた建物にある。館長が、とてもおしゃべりが好きで、いろいろ芙美子の裏話を聞いて、長居をしてしまった。尾道には、尾道文学の館に、林芙美子の文学記念室があり、景色が良いところだ。
⑦徳富蘆花記念文学館(渋川市) 蘆花終焉の地である伊香保温泉の一角にある。近くにある、竹久夢二美術館と比べると、どうしても地味だが、一度は行くと良い。眺めが良い、カフェーがある。
⑧石川啄木記念館(盛岡市) 敷地内に、旧渋民学校の校舎があり、記念館とは別の施設なっている。これが、もし元の場所にあれば理想的な記念館ということになる。旧渋民村にある生家のお寺にも行った。
⑨太宰治記念館 斜陽館(五所川原市)
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 生家の建物が実に立派で、極端に言えば、太宰に興味がなくても、見学する価値がある。「斜陽」の字のある屏風があったのが、とても良かった。ある意味、文学館としては、理想的な形であるといえる。
⑩松本清張記念文学館(北九州市) 松本は「小倉伝」を書き、この街の出身者である。小倉城址内という、最高の場所にあり、ある意味最新型の文学館と言える。彼の書斎などが、そっくりに再現されていて、あまりにも文明化しすぎているのが、少々嫌味なぐらいである。
⑪番外 雪国館(新潟県湯沢町) 作家名もないし、文学館でもないが、ここの一階が、川端康成の「雪国」のコーナーになっている。
○一般的な文学館は、横浜近代文学館や、鎌倉文学館など、各地にある。今後行ってみたいのは、宮沢賢治、中原中也、金子みすゞなどだろうか。

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