構造改革の闇

 関越道バス惨事は、連日、紙面をにぎわし、テレビでも、報道されている。これらによれば、規制緩和になってから、多くの会社が乱入し、過当競争になったようだ。ひいては、それが今回の惨事を引き起こした、大いなる原因と思うのだが、今のところ、事実としては、報道されるものの、反省としての報道を聞いたことがない。ということは、この当時の、おそらくはK首相あたりの、構造改革やら、規制緩和やらを、みんなで、持ち上げたことが、影響を与えているのだろうか、と思う。当時は、これらの言葉は、バラ色のように語られた記憶がある。
 国鉄の民営化は、おそらく、わが国の改革の中でも、トップクラスの改革のように、正直に思う。当時の「野党」が、反対していたことは、ほとんど起こらなかった。あえて言えば、不当労働行為のようなことが散見されたことと、JR西日本の福知山線の惨事だろうか。
 話は変わるが、日本の原発の問題も、なんだか、この二つの惨事に似ているようにも思う。問題は、バス事故ののように、本質的なものか、列車事故のように、JR西日本の特異性のあるものか、が疑問である。感じとしては、本質的なものが、きな臭く感じる。原発事故が、もう一度起これば、おそらく日本は、立ち上がれないようなダメージを受けるだろう。脱原発の場合、日本が緩やかな下降線をえがくような気がする。一番問題なのは、まだ、日本人のライフスタイルが、この大震災・原発事故によって、大きく変わった気配がないことだ。変わらないもの同士で、消極原発VS脱原発の争いをしているような、思えてならない。現実の問題としては、大飯原発の再稼働は、難しいだろう。その上で、知恵を絞って、対処するしかない。一つだけいえることは、綱渡りは、永遠には、続かないだろう、ということである。やはり、ライフスタイルの、変革が必要なのだが。

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