炳霊寺125窟、126窟 甘粛省石窟めぐり23

 126窟は特別窟で、炳霊寺では大きな窟だが、125窟は、その入り口にちょこんとある感じの窟で、双方ともに北魏の窟である。そして、釈迦と多宝とが、仲よく政談しているのも共通している。125窟は明るい外で政談、126窟は今は、暗い窟内で政談、ということになる。釈迦と多宝とは、双子のように、似ているような気もする。
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北魏の仏の特徴として、やや細い顔立ち、アルカイックスマイル、立襟などがあり、我が国の法隆寺釈迦三尊像に対する影響が明らかに認められそうだ。北壁の右側には、交脚弥勒菩薩がやさしく微笑んでいた。双獅子座のライオンが、そっぽを向いていたのが面白かったが、古い形なのだろう。こちらの千仏は、直接に彫られていて、みんなスカートをはいて、勢ぞろいをしている感じだった。上の方に思惟菩薩があり、左足を下におろしたスタイルで、こちらもかなり古そうだった。日本に、思惟菩薩だけが伝わって、交脚菩薩が伝わらなかったのは、なぜだろうと思ってしまった。(蛇足だが、三浦半島の鷹取山に交脚菩薩の磨崖仏があるが、現代のものである)

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