最初の世界遺産クラクフ市街 ポーランド・チェコうちゅう旅行記⑨

 ヴァヴェル城から外へ出ると、雨がパラパラしていた。お城から旧市街地までは、傘をさして歩いて行った。すぐに公園があったが、これは城壁を取り壊して、グリーンベルトにしたもので、ウィーンのリングのような発想と同じだ。一周に1時間はかかるとの話だった。
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 クラクフ旧市街は、世界最初の「世界遺産」の一つである。現在、余りにも多くの世界遺産が世の中に溢れまわっているので、正直なところ、世界遺産にはあまり興味はないのだが、世界最初の指定であれば、それなりに値打ちがあるに違いない。初めに、教会群に行った。
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日本で言えば、寺町にあたる一角で、ファサードのきれいな聖ヨゼフ教会を眺めて、今度は左側に迂回して、コペルニクスが学んだヤギュウォ大学へ行った。
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コペルニクスは、すべての学科で博士号を取り、イタリアにも留学したらしい。医者として活躍しながら、地動説を研究したが、発表には慎重で、晩年、遺言の形で発表したので、ガリレオのように弾圧を受けなかった、との説明だった。コレギウム・マイウスという15世紀ゴシック建築の中庭で、休憩したので、我々は2階に上がって、見学させてもらった。いよいよ核心の中央広場へ向かった。中世からの広場としては、ヨーロッパ最大の広場だという。中央にタワーが見えてきたので、聖マリア教会か、と思ったら、旧市庁舎の塔で、塔だけが残されたとのことだった。
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ここには、ルネッサンス様式の織物会館があり、実質はショッピングモールになって賑わっていた。15:00が近くなったので、塔の下でラッパが鳴るのを鑑賞した。
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モンゴル軍の来襲に由来するラッパの響きは、仕掛けではなくて、実際に人間が1時間おきに鳴らしているとのことだった。ラッパの後では、ラッパ手が、手を振って、歓呼に応えていた。ここでフリータイムになった。自分的には、3つの選択肢があった。①旧市庁舎の塔に登る、②聖マリア教会内部を見学する、③バルバカンとフロリアンスカ門を見学する、の3つだった。①にも興味があったが、遠くからチラッと眺めたフロリアンスカ門が素敵に思えたので、そちらへ歩いてみた。城壁があるのは、この門のあたりだけで、門の中央のレリーフがなかなかしゃれていて、思わずスケッチをした。
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門をくぐると、出城にあたる円形のバルバカンがあり、こちらもなかなか面白い建物だった。帰り際に、琥珀の店をひやかして、広場の集合場所へ戻った。途中、個人行動をしていたE氏が、ここで合流したが、6:00直前にやってきたので、色々とやきもきした。夕食は、中国からロシアに伝わり、ポーランド料理になったという、ピエロギをいただいた。この日は、長くて重い一日だったが、赤ワインで乾杯して疲れを癒した。

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