囲碁研究Ⅱ

 前にも話したように、この「囲碁研究」は、断捨離の一環としての、囲碁資料の整理である。パンパンに膨らんでいた、囲碁雑誌の、切り抜きの整理(ペイパーの形から、キインエディターを利用して、USBメモリへ)が、ようやく終わった。整理の仕方としては、棋譜の部と、講座との部に大きく分かれる。棋譜は、棋戦ごとのファイルを作った。七大タイトル戦の他は、テレビ・早碁戦、新鋭戦、女流戦、国際戦、アマ棋戦、置き碁・指導碁などに振り分けた。講座の方は、定石、布石、中盤、ヨセなどの部門に分けたが、ほかに詰碁、手筋なども作った。定石の周辺には、ハメテ、定石もどき、定石後など、細かくファイルを作った。定石の中に、三大定石である「大斜」「大ナダレ」「妖刀村正」の小ファイルを作ったことは、すでに報告したが、その後の様子を紹介したい。個人的に好きな「大高目」を追加して、さらに二つ追加した。一つは「両カカリ」である。もう一つは「星の一間バサミ」だった。まだ、未整理だが「高カカリVS一間ハサミ」が、最近の傾向として、増えている様子である。ところで、定石の周辺から中盤にかけては、連続するような、関連したジャンルが存在していて、便宜的に「中盤」の中の小ファイルとして処理したが「ツケヒキ定石」の周辺、「星からコスミツケ」た形の周辺、もう一つは、「星一間VS辺」という小ファイルを作った。今後の予想としては、「三連星」「中国流」などもひとかたまりはありそうだが、自分的には、あまり興味がないので、後々の処理になりそうだ。今後は、棋譜の中のハイライトシーンを抜き出して、これらの講座のファイルに移行できれば、面白いと思っている。
 前回は、若き日の呉清源師と秀哉名人の碁を紹介したが、今回は「耳赤の碁」を紹介する。棋聖秀策を代表する、囲碁史上最も有名な碁である。自分の、何となく勘違いとして、秀策が因徹に、大斜を仕掛けられて不利になったのを、起死回生として、耳赤の手を放って逆転した、と思っていたのだが、どうやら、そうでもない、と分かった。結果として、秀策の先番コミなしで2目の勝利、なので、もしかして、現代であればコミがかりで、因徹が勝っていたのかもしれず(もちろん、コミがあれば、また別の碁になったと思う)、ある意味、因徹の凄さを確認したような気がした。若き日の呉師が、敗れてもさらに評価が上がったようなものだ。ところで、囲碁資料の中には、提言のようなものがあり、囲碁界にも、文化勲章を、というのがあった。当時、呉師が卒寿になったので、ぜひ呉師に文化勲章を、と提言したものだが、その呉師もとうとう百歳になられた。改めて、文化勲章を差し上げたら、いろいろな意味で、日本も良くなるのではないかと、思うのだが。

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