愛鷹山登山

 ストレッチをして、愛鷹山越前岳へ歩き出したのは、6:51だった。頭上に電波塔があり、そこには、遊歩道が、階段状に伸びている。
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しかし、歩きにくそうだったので、もう一つの草原のコースを登った。箱根には有名なススキも名所があるが、ここのススキもなかなか立派なもので、おまけに、雄大な富士が控えているのだから、観光的にここまで来るのも、なかなかの場所だと思った。
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足元には、アザミや野菊など、秋の花々が咲いていて、なかなかご機嫌な登り道だった。
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登りついたところには、展望台があり、まだそのころは、蕪辞の姿がバッチリと見えていた。電波塔の脇を登っていくと、やがて灌木への道となるのだが、この辺りは、野菊の原や、トリカブトの群落などがあり、楽しい道だった。
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ガイドブックによれば、笹峰という心地よい笹原の休憩地があるとの説明だった。
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何か所かそのような場所があり、富士山の雄姿を眺めたが、そのうちに本格的な登山道になってきた。よく、木の根、岩の根というが、時々岩の根を越え、そのうちに、木の根をどんどん越えて、登って行った。地元の標識に、馬の背という場所があり、ここに着いたのが、ちょうど7:30だった。ここまでのペースが、全く標識と同じペースで、ここから頂上までが80分と書かれていた。問題なのは、登山道の荒れ方だった。途中までは、良く手入れがされていて、歩きやすかったのだが、本格的な道に入ると、虎ロープが、張られていて、登るルートを何となく誘導しているのだが、実際には、オーバーユースの登山道が入り乱れていて、どのルートを選択するかは、それなりの経験が必要に思われた。まれに、富士山が見えるポイントもあるのだが、だんだんと、雲が湧いてきている様子だった。それでも、足元の登山道には、名前は定かではないが、白や紫色の花が咲いていて、我々を励ましてくれた。情報によれば、愛鷹山の登山は、5月や11月が人気で、9月は、それほど人気はないらしいが、実際に登った感じでは、秋の花はあきないし、ルートの大半は、森林浴の感じで、暑くもなく、道さえ整備されていれば、とても良い山だと思った。傾斜がやや緩やかになり、人の声が聞こえてきたので、何となく、頂上が近いと感じたが、実際に頂上広場に着いたのは、8:40だった。
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2時間は覚悟していたので、ちょっと拍子抜けのような感じがした。ここは、完全な広場で、高尾山の頂上を想像すれば良いが、標高は1500mを越す、三角点のある、立派なピークである。ただし、富士山の方向には、樹木が生えているので、標識と富士山とを入れて、記念写真を撮るのは、ちょっとだけ技術を要する。我々が、頂上の記念写真を撮りあいっこしていたら、後から登ってきた山ガールが、一緒に撮りましょうか、と声をかけてくれたので、さっそく甘えて、撮っていただいた。もちろん、お返しに、二人の山ガールの記念写真を撮ってあげたのだが、一人はいわゆるスマホで、もう一人は、コンパクトな一眼だった。ちなみに、山ガールのスタイルは、本当に写真に出てくるような、かっこいいスタイルで、大きめのリュックも、それなりにスタイルの一部なのだろうと感心した。この日は、休日なので、様々な人たちが、登ってきたが、意外に多かったのが、山ボーイで、ペアで登って来る山ボーイもいれば、グループの山ボーイ、単独の山ボーイもいて、意外な感じがした。この日は、休日だったので、我々が下山する途中には、多くの人が登ってきたが、うれしかったのは、いわゆるファミリー登山の人たちだった。自分としては、この愛鷹山を、ファミリー百名山の一峰としてカウントしていただけに、何となく、そんな気持ちになった。登っている途中で、バーンバーンという音がしていて、どこかで発破をしているのか、と思ったら、自衛隊の実弾射撃練習の音だった。頂上には、標識の他に、三角点もあったのだが、飛び出しているような形だったので、ひょっとして、頂上が、少し低くなっているかもしれないと思った。
 頂上の一角に、柵があり、植生を保護している、と書いてあった。見ると、お花畑があり、登る途中にも咲いていた、白い花が咲いていた。頂上には、他にも、シモツケソウ
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やガクアジサイ、野菊などが咲いていて、本来は、もっときれいな山頂だったのだろうと、想像した。ここには、可愛いお地蔵さまが鎮座していて、登頂の感謝と、下山の無事を祈って、お賽銭をあげた。
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愛鷹山は、古い火山で、現在は緑豊かな山になっているが、良く観察すると、鋸のような一角があり、これは山の骨の部分がそのまま、むき出しになっているのかと思った。
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もちろん、頂上では、ブランチのおにぎりを食べて、大休止した。下山を開始したのは、9:21だった。道が、複雑に交錯しているので、良いルートを選択するのが、大変である。おまけに、オーバーユースの道は、つるつるして滑りやすいので、なおさら大変である。登る前に、ダブルストックを持っていくかどうか、悩んだが、今までの経験だと、山をなめてかかると、たいてい失敗するので、慎重にフル装備で出発したのだが、どうやらこれは正解だった。比較するのも何だが、先日下った富士山は、単調なもので、コツさえつかめば、楽しいものだったが、愛鷹山の下りは、木の根が滑るので、なかなかタフな下りだった。登りでは、確認できた、馬の背は、分からないうちに通過し、逆に笹峯と思しき場所は、恐らくここだろうということで、10:15に着いた。行きは、しっかり見えていた富士山は、すっかり雲に覆われていたが、気持ちの良い場所なので、10分ぐらい休憩した。この辺りは、笹がしっかり生えている斜面だが、登山道は芝生のような感じで、とても気分の良い場所だった。道は再び灌木の中に入り、上の電波塔を通過すれば、もう一息だ。展望台からは、二つある道のうち、階段を直接下る方のルートを下りた。駐車場は、休日ということもあり、満車状態で、入れなくてうろうろしている車もある様子だった。ゴールした時刻は、10:39だったので、78分で下ったことになる。ほぼ、標準の時間だとは思うが、けっこう充実した下りだった。

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