西伊豆土肥 西伊豆忘年旅行①

忘年西伊豆の旅        2014/12/25~27
 毎年、歳のはじめか終わりに、ゆったりした旅を計画している。必然的に、冬ということもあり、暖かい南方を目指すことにしている。定番は、伊豆の旅だが、伊豆の方角が、わが家から鬼門なのか、突出して、交通のトラブルが多かった。些細なことが多いのだが、事故には違いないので、ここ数年は、伊豆を敬遠していた。今年も、旅を計画することになり、一番の目標を、保養ということにして、初めて西伊豆の宿の連泊を予約した。もともとは、旅館の料理を2日続けて食べるのは、趣味ではないのだが、それ以上に、連泊でゆったりと保養の旅をしたい、という気持ちが強かった。年末になったのは、期間限定のセールを見つけたためである。
 12月25日 ナビはメリークリスマスの日ではあるが、一般には平日である。朝のラッシュを避ける、という手もあったが、自然体で出発したら、7:23だった。途中ガソリンを入れたが、道中は特別の混雑もなく、8:43に無事圏央道日の出ICに入った。年末とはいえ、さすがにこの時間は明るくなっているのと、最近、右眼が劇的に回復したので、ドライブも楽だった。今年、3度目となる海老名JCTまでの新ルートも、すっかり手の内に入り、無事に東名に合流した。ただし、厚木ICの出口は、1㎞ぐらいの渋滞であり、厚木・小田原道路はそちら方面なので、どうにかならないものかと、心配になった。我々は、出発して1時間強の8:33に中井PAで、休んだ。ほぼここまで予定通りの進行だった(8:45)。渋滞時の、最短時間ルートは、左走行車線をゆっくり走ることらしいが、そんなことには関係なく、左車線を落ち着いて走った。もともと、新東名の長泉沼津ICから、伊豆縦貫自動車道に入る予定だったのだが、ナビさんに設定がなかったので、沼津ICから入ることにした。新東名が、東名の頭上を通過するポイントに駒門PAがあったので、少し早かったが、ここで休憩した(9:14)。沼津ICから伊豆縦貫自動車道というのは、三島の市街地をループするようなルートになっていて、一部は、国道1号線となっていた。途中で、ナビは、空中を走るような新しいところがあり、ここは最近、完成したばかり(今年の2月)と見受けた。無料高速なのはありがたいが、途中(伊豆中央道)には、静岡県道路公社の有料区間が2ケ所もあるので、ETCが使えないのは、困り者だ。やがて、見慣れた長岡あたりの景色を通過して、最終的には、国道136号線に合流した(10:05)。もう少し、時刻が遅かったら、カフェに寄ろうかと思っていたのだが、順調だったので、そのまま土肥方面へ左折したが、国道としては、このまま下田へ向かうのが、136号線らしい。船原トンネルを抜けると、しばらくは山岳道路だが、下りきった街が土肥だった。若かりし頃、海に沈む夕陽を求めて、この街までドライブをして、夕陽が波にキラキラ輝くのを鑑賞して、そのまま、日帰りで帰った想い出のある街である。この街に、金山があることは知っていたが、いつも帰り道なので、パスを何度も繰り返した街でもある。今回の旅は、堂ヶ島の宿に行くだけなので、とりあえず、寄ってみることにした(10:39)。ここまで、休みたいような、道の駅やドライブインがなかったのが、伊豆の旅としては、はなはだ不満だったが、土肥金山は、旅の駅として、無料のパーキングがあるようなので、ちょうど良い、休み処でもあった。コーヒーブレイクにしようかとも思ったのだが、入口に、金目鯛の文字が見えたので、ちょっと寄ってみた。味蔵山という食堂は、11:00からというので、閉まっていたが、隣のお土産屋が空いていたので、のぞいたら、座っても良いですよ、とのOKが出たので、早い朝食だとは思ったが、ランチにした。うどんが良いと思ったのだが、単品のメニューがなく、すべて、おかずバイキングになっているとのこと。塩鰹茶漬けというメニューがあったので、そちらを頼んだのだが、これは正解だった。最近の旅の楽しみの一つに、B級グルメを楽しむ、というのがあるのだが、西伊豆のB級グルメは塩鰹うどんである。塩鰹茶漬けも、似たようなものだから、同じ味なのだろう。海苔をたっぷりとかけた茶漬けは、とても美味しかった。
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おかずというのは、ほとんどお土産店で売っているものと同じなので、試食会みたいなものでもあり、食後に、おいしかったものを、お土産として購入した。ここを出発したのは、正午ごろだった。ここで、金山のテーマパークで、時間を過ごす、という手もあるにはあったが、お腹がいっぱいになれば、余り動きたくもないので、そのまま、土肥の街をスタートした。西伊豆は、毎回の伊豆の旅では、富士を見ながらの帰りルートだった。気分的に、帰りを急ぐので、通過してばかりいて、気になっている場所がいくつかあった。今回は、西伊豆が旅の目的なので、チャンス到来ではあった。そのような場所の一つが、本因坊秀和の遺蹟のある最福寺だった。最近は、しだれ桜の名所として有名らしいのだが、囲碁ファンとしては、やはり本因坊秀和である。正直、秀策ほどのビッグスターではないが、名前だけは、知っていた幕末の棋士である。入り口に、坂田名人が書いた顕彰碑があり、台座のあたりは、碁盤になっていた(12:20)。
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お寺まで行くと、たまたま、女性がいたので、資料館はありますか、と聞いたら、すぐに開けてくれた。一般には、幕末の三舟の書があることで、有名らしい。土地の有名人としては、もう一人、富士のカラーフィルムを手掛けた人がいて、なるほど富士の見える土地だ、と思った。近くには、秀和の生家もあったが、現在は無住なので、庭が荒れていたのが残念だった。
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ここから、すぐ近くに達磨寺という寺があったので、ここへも寄ってみた。こちらは、500円の有料だが、座高が5mという巨像で、なかなかそれなりに面白かった。
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すぐ近くに、恋人岬があった。寄れば、今回で4度目という観光地だが、まだ、宿のチェックインには早いので、寄った(13:15)。遊歩道は、すっかり整備されていて、車いすでも行けるほど、整備されていたが、途中のウォークボードという処が工事中で、今回は、鐘のある場所までの、軽いウォーキングだった。
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富士はばっちり見えていたが、西風が猛烈に強いので、早々に退却した。歩き足りないので、三角点のある、山まで登ったのだが、樹が茂っているので、展望はあまりなかった。蜜柑の木があるのが、珍しかった。時刻は、まだ余裕があったので、入口のカフェで、コーヒーブレイクにした。かつて、泊まったことのあるプチホテルでもある、想い出のカフェでもあった。ギリチョンで、富士が見え、正面には駿河湾と、かなたには白銀の南アルプスが見えていた。
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自分で、カウントしている、絶景のカフェに入っていないな、と話したら、当時は、そのような趣味はなかったとのことだった。ゆったりとした、至福の時を過ごして、14:32に恋人岬を出発した。もう1か所、気になる黄金岬というポイントもあったが、観光旅行ではないので、そのまま今回もパスして、無事にアクーユ三四郎の駐車場へ車を入れた。お部屋は、眼前に、三四郎島が見える絶景の部屋で、景色だけでいえば、最高級の眺めだった。さっそく、温泉に入ったが、露天風呂も眺めが良かった。ところで、現在はほぼ冬至に近いこの時期である。宿の資料によれば、日の入りが4:20とのことだったので、絶景の部屋から、この日没天体ショーを、心行くまで、愉しむことができた。日没の前には、沈みゆく太陽が波にキラキラと光っているのが、幻想的で素晴らしい。
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次は、沈みゆく太陽そのものが、本当に形を変えながら、沈んでいく。そして、雲と夕焼けが、最後の日没ショーである。
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かつて、サンクトペテルブルグで、白夜の日没ショーを体験したが、それに勝るとも劣らない、素晴らしい日の入りだった。食事が部屋食というのも、うれしかった。6:00に食事をお願いした。日本料理なので、メインというものはないが、カルパッチョや、金目の煮物など、おいしくいただくことが出来た。ワインは、宿のオリジナルにごりワインをボトルで注文した。潮騒を寝枕に、ゆっくりとくつろぐことができて良かった。

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