47都道府県の旅

 図書館を覗いていたら、とある普通の女子の本で、日本に47の都道府県があるので、「旅」をしてみました、と言うだけの本が出版されていて、びっくり仰天だった。確かに、世の中には、世界100か国を旅した、と豪語する人でも、四国には行ったことがありません、と言うような人がいるのは事実である。ほとんどの、外国旅派の人は、動けるうちに遠いところを旅して、近いところは、歳をとってから、行けばよい、という考えのようである。それはそれで、分からぬでもないが、ツアーで四国一周して、四国に行ってきました、と言うのは、旅というものの考え方が、安易なように思われて仕方がない。いろいろな旅はあって良いのだが、ただ、自慢するだけの旅は、聞く方もあまり面白くはない。
 本多勝一氏の「六五歳ますます愉しい山山」という本を読んだ。正直、本多氏が、65歳を越えて登った山の登山記なのだが、読んでいて、とても「愉しく」山登りをしているようには感じなかった。本多氏は、百名山の批判者として有名で、、特に「百名山ツアー」を酷評している。(この部分については、自分も同感する部分がある)その中で、孫引きになるのだが、ツアーの人たちの、最初の挨拶が、「幾つ登りましたか」というもので、あきれ返っているのだが、外国旅派の人たちも、何ヵ国行きました、みたいなものだから、似たようなものかもしれない。まあ、それに比べれば、日本の都道府県を、何県行きました、という会話がないのは、同慶の至りである。しかし「旅」とは何ぞや、と思っている自分としては、日帰りで、行ってきました、と言うのは一種のスタンプラリーみたいな感じで、正直な話では、疑問符に思ってしまう。もっとも、若い時分には、泊まる旅は、とても贅沢で、一年に一度の旅(基本的に1泊か2泊)以外は、全て日帰りだったので、年寄のたわごとかもしれない。
 それはそれとして、自分の47都道府県の旅のことである。ちょっぴりの自慢は、昭和時代に、制覇したことである。平成の時代になってもう一度制覇したが、昭和時代はもう二度と巡ってはこないので、年寄だけの自慢ということになる。20世紀は、昭和時代とかぶるので、意味はないのだが、現在は21世紀の、47都道府県の旅が、44県になり、残りが愛知県、山口県、佐賀県の3県になっている。どの県も21世紀になって、ドライブの途中で、通過はしたが「旅」の方は、長らくご無沙汰である。九州に、ドライブ旅行(ドライブが目的ではなかったのだが、煩雑なので、説明は省略)した時、関門海峡のPA
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に休憩して、海峡を見学したのだが、高速の途中なので、自分の「旅」の概念から外れている、と言うだけのつまらない話ではある。もともと47都道府県を旅するというモチベーションはなく、たまたま興味のある旅先を求めて旅をしているだけなので、いつ頃終わるかは分からない。ただし、現在、旅の合間にやっている日本100名城スタンプラリーを、それなりに旅の目的とする時代が来れば、5年以内には、達成するかもしれない。

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