30年前の四国

 四国遍路へ、スタンバイ中である。家にあった、四国の古いガイドブックを2冊断捨離した。そのうち、古い方は、1984年度版、となっているので、ほぼ30年前の「トラベルJOY29四国」という本だった。冒頭にトラベルJOYのいい日旅立ちという、取材ライターの会談が載っていて、時代が偲ばれて面白い。関西在住のОさんが「関西にとっての四国は、関東の人にとっての伊豆、という感じかな」と発言して、さらに「いずれは、レジャー基地になって行くだろうと思いますよ」とのたまっている。で、当時の四国の4都を、関東在住のSさんが評している。「好みで言わせてもらえば松山が一番ですね…城を中心にしてどことなく風情のある町です…高松も、四国の玄関口という活気があります…徳島は(阿波踊りを除いて)…街全体のふんい気としてはどうかな、何か雑然とした関西の続きという感じでした…高知は、街全体の印象がちょっと弱いですね。東京や大阪に出店があるものばかりでこれといったものがない」かなり辛口な評である。このうち、最後の高知の評については、全国津々浦々、同じようなチェーン店があって、旅の興をそぐのは、いつものことである。それでは、当時の穴場の紹介。「大洲=晩秋の肱川あらしはすごい。内子=古い家並みが残っていた。宇和島=独特のふんい気がある。佐多岬の名取=外泊以上にすごい。」ちなみに、八幡浜のように、原子力発電で活気の出た町は好きじゃない、とあるのだが、実際に旅した印象では、八幡浜ではなくて、伊方の間違いではないのか、と思うが、定かではない。
 まだ、本州との連絡道がなかった時代の、四国の話しなのだが、はたして、どれだけ変わっていて、どれだけ、変わっていないのだろうか。一つだけ、知っているのは、現在の高松は、宇高連絡船がないので、四国の玄関口と言う活気は、残念ながらないのだが、うどん県として、香川県はなかなかの活況を呈しているようだ。今回、四国遍路へ行くわけだが、遍路の作法に関しては、昔の方がおおらかな感じで、現在の遍路の方が、いろいろと作法にうるさいような気がしている。昔のガイドブックでは、気楽にスタンプラリーをして来れば良い、という感じで書かれていた。

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