天変地異 前掛山は登れない

 先に、「天変地異 一切経山は登れない」を書いたばかりなのだが、この度、浅間山も噴火警戒レベル2に引き上げられた。ニュースで、注意深く聞いてはいるが、登山者にとって、最も気になる、前掛山への登山が、禁止なのか、可能なのかは、一切報道されず(6日のNHK関東ローカル番組で報道された)、付近には、観光施設がないので、観光には影響がない、などと、のー天気な報道をするばかりでは、報道機関としての、役割を果たしていない。もともと、浅間山は、噴火警戒レベル1であっても、火口から4㎞以内の立ち入りが禁止されているので、もともとのレベルが、他の山とは違う。ただし、例外的に、前掛山までの登山ルートは「自己責任」の形で許可されていた。今回、テレビでの報道がないので、調べてみたら、小諸市の「災害対策基本法第1項」によって、噴火警戒レベル2の場合は、賽の河原から上の前掛山方面への、登山が禁止された、ことが分かった。
 浅間山は、深田久弥が制定する「日本百名山」の一つであり、百名山を目指す人にとっては、頭の痛い山である。百名山は、もともととても興味があったのだが、浅間山が登山禁止だったために、本気で百名山をめざさなかった期間が、相当に長かった。この風向きが変わったのは、浅間山の外輪山である、黒斑山を2006年に登った時である。当時の、百名山のガイドブックは、黒斑山を、浅間山の代替地としていた。そもそも、百名山には、三つの考え方があるそうで、①山の最高地点に登る。②登山が許されている、最高の地点に登る。③自分の行けるポイントまで登る。の三つらしいのだが、①は論外だと思う。自己責任、と言われればそれまでだが、公が禁止しているものを登るのは、公序良俗として好ましくないので、百名山サミッターの考え方としては、②が相当とは、思われる。その上で、浅間山に関しては、黒斑山を代替ととすることには、個人的には、納得がいかなかったので、「百名山不可能時代」だった。ちなみに、現在は、御嶽山も登山が不可能なので、タプルで「百名山不可能時代」になった、と思っている。
 話が、2006年に戻るが、この時に初めて、前掛山まで登山が可能だったことを知った。
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その後も、噴火警戒レベルが2になったこともあったので、浅間山に関しては、噴火警戒レベルが1になることを待ち続けて、待望の前掛山に登ったのは、2010年だった。6月にしては、とても珍しい好天気で、北アルプスや富士山まできれいに見えていた。活火山には、リズムがあると思うので、再び、穏やかになることを祈るばかりである。

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