ホーエ・ムート ハイキング 絶景花街道伊墺瑞遊山の旅⑬

 
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ホーエ・ムートから我々の後ろを歩いていた西洋系の人たちは、シェーンヴューズ小屋経由ではなくて、さらにショットカットして直接に下山するルートに入ったが、我々はもちろん小屋経由のルートだった。このルートは、しばらく氷河を眺めながら、同時に咲き誇る高山植物を眺めながらのルートなので、思ったよりも数段良いルートだった。尾根にも、登山道にも白い花(フランスギクの高山種)が咲いていた。他には、苔マンテマ、何種類かのゲンチアナ
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、魔女の爪
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、ミヤマキンポウゲ、ミヤミコウゾリナ
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、バニラ草
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、カラフトゲンゲ
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、ユキノシタ
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、イブキトラノオ
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、シラタマソウ
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、クマノアシツメクサ、大型の白いラン(Dactylorhiz)
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、アルプスタンポポなどが、次々に我々の前に現れては消える、さながら高山植物のファッションショーのようだった。光線的にやや逆光気味だったので、ステンドグラスと同じ原理で、色彩がきれいに見えたように思う。途中には、水が染み出すような地形のところもあり、湿地系の花が咲いていたが、ムシトリスミレが、名前は怖いが、可憐な紫色を誇っていたのが、特に珍しかった。
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今回は、初めてのロングトレイルでかつ、下りなので、登山用ダブルストックをデビューさせた。それは正解だったのだが、眼鏡が、日常系の眼鏡だったので、失敗だった。日常系の眼鏡は、下向きは、パソコン用なので、どうしてもピントが甘くなってしまうからだった。今回は、絞り優先で、高山植物を狙ってみたが、ピンボケが多くて残念だった。途中、マーモットの穴があり、遠くにそれらしいものが動いていた。どんどん下って行くと、下の方に、氷河谷のトレイルが見えてきた。お花畑の一角に、四角に囲った場所が散見できたが、これは大学の、研究調査のためのエリアらしかった。
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降りるにつれて、植物の群落が増えてきて、カーペットのようで美しかった。
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氷河谷のトレイルと合流する場所に、氷河湖があり、本当ならば、Schonwiesshutteで、一息するはずだが、改修中とのことで、パスしたのが残念だった。
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11:45に湖畔で休憩したので、やや早いペースかと思った。ここまでは、立派な自動車道が通じていて、リフトの中間駅方面へ行けるようだが、我々は、自動車道を5分ばかり歩いて左折した。後半は、ガイドの近くを歩いたので、いくらか説明が聞けたが、まずは滝を目指して下った。滝は、ロートムース谷の水を落としているので、ロートムース滝という。なかなか迫力のある滝で良かった。
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もっとも、日本でいえば、三条の滝の方が、水量も多く迫力も優っていると思うが、尾瀬に比べれば、ロートムースの谷は、氷河があるとはいえ、やや単純な地形なのだろう。この辺りは、本流の滝の他にも、多くの滝もどきが流れ込んでいて、音がザーザーとうるさい。うがいをする時、我々はガラガラという表現をするが、地元の人はグルグルというそうで、これがオーバーグルグルの語源だとのこと。
 ロートムース滝のあたりは、植生も変化する場所で、ブッシュが目立つようになり、途中に、アルペンローゼの大群落があったが、花は終わっていた。この時期のこのコースで、もう一つ推薦の場所があり、それはワタスゲの原だった。
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ワタスゲの穂波の向こうに、氷河が見えていて、最高の景色だった。小さなカールから一段の下りがあり、そこの上からは、オーバーグルグルの街並みがきれいに見えていた。
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この崖を下った場所に、冬ならばリフトの駅を兼ねたレストラン
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があり、そこで昼食をとった。ここに着いたのは、12:50だった。ドイツ語のメニューで、ややこしかったが、ハムチーズサンドの野菜添えがおいしかった。
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ここから、一般道を歩いて、20分足らずで、もとのオーバーグルグルへ戻った。

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