上蒜山ハイキング

蒜山                  2015/9/29
 上蒜山登山用駐車場を出発したのは、8:23だった。少し車道を戻って、左手の砂利道から登山道は開始する。ジープなら走れそうな道をゆるゆると登ると、後ろの方に、伯耆大山が見えていた。
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一度左折すると、後は一本道だった。左手に、マユミの真っ赤な実が我々を歓迎してくれていた。
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やがて、牧場に到達し、柵のようなところを乗り越えるのだが、丁度イギリスで整備されている、フットパスのような雰囲気だった。牧場の中を突っ切ると、看板のある登山口があった。時刻は8:41で、軽い運動をして、登山道へ入った。しばらくは、下がじめじめした針葉樹林の中を歩いた。途中から、急な階段の続く道に激変した。かなりの角度で、直登するので、標高は稼げるのだが、久しぶりの登山なので、太ももやふくらはぎなどの筋肉に、かなりの負担を感じるルートだった。しばらく我慢して登って行ったら、二合目という、立派な標識があった。
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通常は、十合目が頂上なので、励みになって、助かった。ほぼ、同じような感じの急登なのだが、途中から人工林の針葉樹から、広葉樹の自然林に、樹相が変化していた。紅葉には早い、微妙な季節だったが、アザミやマツムシソウ
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など秋の花が咲いていて、我々を励ましてくれた。一番にうれしかったのが、リンドウの花で、きつかった登りの道で、我々にエールを贈ってくれているような感じだった。
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三合目までは標識がはっきり分かったのだが、その先は、分からないものもあった。直線の直登から、ジグザグの道にかわり、眼下には、蒜山高原の絶景が見えていた。
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こぶを越えるとちょっと楽な道になるが、またきつい登りに戻った。結局、四合目の標識は見つからず、五合目の標識があった。
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ここから少し登ると、やがて傾斜が緩やかになり、尾根筋をたどるルートになった。尾根筋まで登ると、関東ならばカヤトと呼ばれるような、ススキなどの目立つ気持ちの良い登山道になった。
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道は、良いのだが、生憎天気が良いので、日差しがきつく、給水休憩のピッチが、短くなった。標高的には、樹林帯のはずだが、まるで森林限界のように見えるのは、風が強いか、冬の降雪が多くて、樹木が育たないかのどちらかと思うが、素人的には分からなかった。尾根筋まで登ると、それまで、斜面の道では見えなかった、伯耆大山の雄姿も見えてきて、それまでの蒜山高原の絶景と相まって、素晴らしかった。
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不思議に思ったのは、背が低いのに、一人前に実をつけている樹木が、相当あったことだった。
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その時には、子どもが赤ん坊を生んでいるような、不思議な感じに思えたが、よくよく考えたら、環境が厳しいので、背が低くても、きちんとした大人の樹木であることが理解できた。言ってみれば、自然の盆栽みたいなものかと思った。オオカメノキなど、赤い木の実もなかなかきれいだった。ところで、標識の方は、六合目はあったが、七合目はなかった。やがて、目の前に立派なピークが見えてきた。同行の道子は、あれが頂上だと、大はしゃぎだが、自分の経験では、どう見ても偽のピークのように思えた。目標がはっきりしているので、きつい登りも、何とか耐えて登ったのだが、果たしてこのピークは、八合目ピークだった。
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若い時ならば、ここも給水休憩だけで、先を急ぐのだが、ここは、へばりにへばったのと、気持ちの良いピークだったので、中休憩をすることにした。大山には、やや雲がかかりかけていた。
 八合目には10:10に着いて、10ぐらい休憩した。ここからの道は、この日の登山で、一番に気持ちの良い道だった。アルプスの縦走路にも匹敵するような清々しさで、らんらん気分だった。やがて、最後のピークらしい登りに差し掛かり、登りついたところに、上蒜山頂上の標識があった。
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もう一つ奥にも、ピークがあるらしいのだが、通行禁止になっていた。ここは、展望がなく、慰霊の花のようなものがあったので、記念写真を撮っただけで、引き返した。到着が10:40で、出発が10:45だった。ここで、中蒜山へ縦走するというシニアの団体と分かれて、我々はもとの道を戻った。
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残念なことに、大山がすっかり、雲に隠れていた。我々の目論見は、気持ちの良い八合目で、大休憩をとる、というものだった。八合目の到着は、11:05だった。この頃になって、続々と、登山者が登ってきたので、挨拶を交わした。ここでは、早い昼食を食べて、ちょっぴり昼寝もした。もう少し、ゆっくりしたかったのだが、我々の近辺に蜂が飛んできたので、あわてて11:40に下山した。ここからの下山は、なかなかつらかった。右手にストック、左手に手袋をはめて、木や草につかまりながら、下ったのだが、とてもわが家秘伝の、スキップスキップランランランの登場する場面は少なく、必死で下った。大変だったのは、スリップしやすい地面で、木の根っ子も滑りやすく、大変だった。何度か、スリップしたが、お尻を付くまでには至らなかったので、ラッキーだった。最後のきつい直線の下りでは、南アルプス聖岳の下山を、何となく思い出した。登山口を12:40にスタートしたのだが、このタイミングで、登山を開始している二人組がいて、びっくりした。着かれていたので、登りと同じく、20分近くかかって、限りなく13:00に近い時刻に、駐車場へ戻った。

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