国家プロジェクトVS家族ベンチャー

 日本人は、癌の検診に行くのが嫌いらしい。自分自身、医者に行くのが、嫌いで、前回に続いて、今回も、病院に行くのが、やや手遅れで「びっくりポン病」だった。病気は、自己責任とは思っているが、病院好きの人と、医者嫌いの人との比較は、微妙な問題である。ところで、またまたNHKで恐縮だが「さきがけ」という番組を見た。がん検診に行かない理由の一つが、仕事で忙しい、こととお金がかかる、ことの二つのようだ。リタイアの身で、無料検診であれば、国民的義務として、癌はともかくとして、普通の検診には、行くべきなのだろう。番組では、手軽にできる、がん検診のプロジェクトの話しだった。親子でやっている、ベンチャー企業なのだが、これのライバル関係にあるのが、57億円を投入した国家プロジェクトで、ともに血液を少量に採取して、癌を検出する、というスタイルなのだが、余りにも、規模の違いに、驚いてしまった、と言うわけである。
 元祖アベノミクスの3番目の矢は、こういうことに投資して、新しい産業を興す、と言うようなことだったと、記憶しているが、本家の方は、成果も上がらないのに、さっさと「第二ステージ」などと、国民を欺き、選挙目当ての、ばらまきをやっているようだ。本気ならば、このような有望であり、零細なベンチャーにも、国家プロジェクトとして、何らかのサポートがあっても、良いのではないかと、痛切に感じた次第だった。しつこいようだが、元祖アベノミクスの1番目の矢は、国民一人あたりのGDPの数字が、OECD諸国の中で、20番目に落ちてしまったことで、化けの皮がはがれたと、思っている。2番目の矢は、昔の自民党とまったく同じなので、論評に値しない。3番目の矢ほど、まじめにやってほしいことなのだが。本家は、「第二ステージ」へぶっ飛んでしまったようだ。

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