夢の仙境 北横岳

 夢の仙境 北横岳リベンジ登山             2017年7月10日
 前々日に信州入りして、北横岳登山を計画したのだが、おもわぬ快速台風の影響で、1日の停滞を余儀なくされた。数日の停滞を経験した幌尻を思い出すが、ホテルの滞在なので、優雅に過ごした。天気の回復を睨みながら、ゆっくりと出発した。昨年から数えて、3度目の慣れた道を走り、30分足らずで、山麓駅に着いた。準備をして、10:00の便に乗った。ひと月前にも歩いた遊歩道だが、さすがに花の種類は増えていた。分岐までは、舗装の遊歩道だが、左折すると、溶岩台地特有の、岩の道に変わった。道は一旦下りになり、前回、雪と氷で引き返した木橋まで到達した。
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ここからは、斜面をジグザクに登るのだが、ひたすらに筋トレのつもりで、耐えながら登った。慰めてくれたのは、北八では名物の、苔の美しさだった。雨の後なので、雨粒がキラキラと光ったりしていて、これらの苔の妖精を見ていると、すっかり元気が回復した。登るにつれて、坪庭の景色が見えてきて、ロープウエイの駅舎も見えていた。対面に見えるのが、縞枯山のようで、鞍部の草原には、縞枯山荘の三角屋根も見えていた。
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登りついたところが、縦走路の一角に飛び出した。ここからも、アップダウンはあったが、登山道の脇には、花がいっぱい咲いていた。北八というと、樹林の印象が濃く、せいぜい、苔のイメージぐらいで、地味な印象を受けるが、この日は、咲き乱れているイワカガミ
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をはじめ、ゴゼンタチバナ、マイヅルソウ、オサバグサ
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などの花が、われわれを楽しませてくれた。最も、イワカガミのピンク以外は、地味な白くて小さな花ばかりなので、地味と言えば地味だが、印象が予想よりも良かったのは、確かである。やがて、ひょっこりと、北横岳ヒュッテの立派な小屋の横に出たが、本日休業の札がかかっていた。
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そのまま、素通りしていくと、最後の急登にさしかかった。胸突き八丁だが、再び我慢して登りきると、展望の開けた南峰に出た。景色は良かったのだが、滅茶苦茶寒い風が吹いていて、標識もないので、そのまま、もう一つの北峰を目指した。すぐに、北横岳頂上の北方に到達した。あいも変わらず、寒風が吹いていたのだが、頂上とあらば、覚悟を決めて、滞在するしかない。まずは、ウインドブレーカーを羽織り、記念写真を撮るところまでは、最低際限の行事である。過去においては、トムラウシ山や、空木岳など、記念写真だけの山もあるが、この日は、何とか我慢できそうだったので、少し様子を見ることにした。それまで、一帯は、ガスに覆われていたのだが、何と、するするという感じで、霧が晴れてきて、感動した。
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ロープウエイを、20分遅らせたのが、バッチリと大当たりで、すっかり嬉しくなった。北八と言えば、蓼科山だが、その美しい姿を見せてくれた。時刻が、正午を過ぎていたので、ロープウエイの駅でゲットしたお握りを食べたのだが、まだ温かみが残っていて、とても美味しかった。後は、下山のみだが、ヒュッテの横に、七ツ池の標識があったので、軽い気持ちで寄ってみた。
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行ってびっくりとはこのことだった。火山特有の岩が、見事な自然庭園になっていて、新緑の色が、輝いていた。
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桃源郷というような言葉もあるが、イメージとしては、それでも陳腐なぐらい、世俗の中の極楽のようなイメージの楽園だった。後は、この至福の気分を反芻するような感じで、下山して行った。北八、北横、七ツ池万歳である。

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