文翔館 樹氷ミニストップ山形駆け歩き①

樹氷ミニストップ山形駆け歩き           2019/2/17~18
 冬の旅は、難渋である。大好きなドライブは、何年か前の、伊豆での大雪で、すっかり怖気づいて、現在は、考慮の外である。それでも、平成最後の2月中旬に、旅へ出たのは、二つばかりの企みがあった。一つには、旅をすること自体が、カウントダウンの世界なので、冬でも、行けるところには、出かけよう、ということと、樹氷は、それなりの魅力があるので、ぜひМ子にも、見せてあげたい、というものだった。ツアーなので、何の準備もせずに、当日(2月17日)の特別快速に乗り込んだ。日曜日ということで、ラッキーだった。東京駅日本橋口は、ツアーの集合場所だが、大阪商人系の旅行会社が元気なのが、複雑な気持ちにさせられた。それはさておき、はやりのスタバで、時間をつぶし、集合場所に行ったら、40名のツアーと聞いて、ぶったまげた。東北新幹線は、昨年の、東北・道南観桜ツアー以来である。音もなく滑り出し、大東京都市圏を北に向かって、疾走した。畑が見えてきたのは、どのくらいたってからだろうか。大宮の次は「おやま」だった。「小山ゆうえんち」のCMは、今でも、頭にメロディが出てくるほどに、有名だったのに、2005年に、閉園したらしい。次が宇都宮、何度か、餃子を食べに行ったが、また行きたいものである。那須塩原、新白河と、ドライブでは何度か行ったが、車窓からの日光連山やら、那須連山など、山の思い出は尽きなかった。各駅停車とは言うものの、新幹線は速いので、11時前には、終点の郡山駅に着いた。郡山は、滝桜をはじめとして、桜の名所の多いところだが、この日は、桜吹雪ならぬ、本物の吹雪が舞っていて、我々を歓迎してくれた。バスは、福島のバスで、ガイドなし、ベテランの温厚そうなドライバーさんだった。まずは、国道4号線を北上し、アサヒビール工場を過ぎたところで、東北道に入った。ラッキーなことに、真ん前の席で、らくちん観光だった。国見SAで休憩、すぐに宮城県に入り、さらに左折して、山形道に入った。県境が近づくと、うっすらと雪が見えてきて、簡単なスキー場などがあり、トンネルを越えると、「雪国」だった。ただし、道路は、見事なほどに除雪がされていて、山形蔵王ICから、山形市内も、スムースな移動だった。最初の見学は、文翔館で、「国の重要文化財の洋風建築」という、触れ込みの見学地だった。個人的に、洋風建築物には、興味があり(できれば、日本洋風建築100選ぐらいを、考えている)確か、山形には、もと病院だった建物が、重文だった、と記憶していたのだが、それとは違い、元の県庁の建物だった(ちなみに、県庁・府庁といえば、京都府や神奈川県が有名)。大通りの、どん詰まりに建物があり、バスの車窓から、ばっちりと、その姿を見せていた。裏の、駐車場から、正面の建物に入ると、ボランティアのガイドが、それなりの説明をしてくれた。東京駅を建てた、コンドルの弟子が建てた、との説明だった。雰囲気としては、やはりコンドルが設計した旧岩崎邸と似た感じということで、旧県庁は、本体は木造建築だが、外壁を花崗岩で張り付けてあるので、ほとんど、石造りの建築のような重厚な建物だった。
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言葉として、スレート葺きというのは知っていたが、雄勝産の硯石と同じものを使っている、とのことだった。復元されたものもあるが、ステンドグラスなどは、きれいにクリーニングされていて、きれいだった。
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 日本最古の時計塔は、札幌の時計塔で、こちらの時計塔は、日本で2番目に古いらしい
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のだが、今でも5日に1回は、時計屋さんがねじ巻きに来るとのことだった。床の種類で、リノリウムという名前は、知っていたが、一見するとビニールのようにも見えるが、天然素材だそうで、何よりも、音がしないので、バレエの練習場などで、使われているらしい。現在、国産はないので、ドイツから取り寄せた、との話だった。これとは、真逆なのが、絨毯だった。山形にある、オリエンタルカーペットという会社(創業は昭和10年)の製品なのだが、今では、世界有数の高級絨毯で、日本では皇居や新歌舞伎座、外国では、遠くヴァチカンの宮殿にまで納入されているとの、誇り高い話だった。お隣の、旧県会議事堂は、コンサートをやっていて、全面リノリウムのホールを体験できなかったのが、残念だった。帰ってから、調べてみたら、自分の、西洋建築のリストには、済生館とともに、文翔館もちゃんと入っていたので、自分ながら、半ば呆れてしまった。マイ旅行では、ほとんど、チェックインの時刻には、入ることが多いのだが、今回のツアーも、お隣の天童市ということで、早い時刻に入ることができた。5つ★とは、いかがなものか、とも思うが、お風呂上りに、生ビールが一杯サービスと、温泉卵をセルフサービスで作るサービスが、気が利いていて、良かった。お風呂も、夕食もまずまず合格点で、お部屋に椅子がないことを除けば、いいお宿だった。

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