山奥の村

 「八重の桜」に、河合継之助が登場した。彼が亡くなったのは。奥会津の只見である。地図で見ると、とても山奥で、わざわざ、そこを目的に旅をするモチベーションまでは、なかなか高まらないのだが、東北の山旅の帰りに、奥只見を縦断して、小出ICへ抜けるために、このルートを通ったことがある。というのも、新潟側の浅草岳に登ったことがあり、知っている道までなら、会津から案外近いような気がしたからだった。途中に、河合継之助記念館の幟がたくさんたなびいていて、喜んで入館したのだった。
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 今年の春に、十津川村をクルマで走る機会があった。十津川村も、地図で見る限り、とても山奥で、奥只見同様、ここを目的に旅をするモチベーションはなかったのだが、たまたま、予定していた国道が、通行止めになり、ここを通らなくては目的地へ行けなくなり、仕方なく、通ったのだった。しかし、十津川村は、以前から興味があった村なので、郷土資料館へ寄ることができて、いろいろと参考になった。この村には、玉置神社という世界遺産の神社があり、ここの神代杉は、屋久島の縄文杉ほど知られていないが、今度機会があったら、ぜひ、ここを目的に行ってみたいと、思っている。
 奥只見村と十津川村ともに、ついでに旅をして、とても失礼なことをしたのだが、両村共にとても山奥にはあるものの、昔のイメージよりは、格段に道路状況が良くなっている。特に、十津川村などは、有料道路並みの国道が、工事中なので、便利にはなるのだろうが、山奥のイメージは変化するかもしれない。
 かつて、白川郷が世界遺産ではない時代に、髙山から一日かけてバスで旅をしたことがあった、まさに秘境の艦があったのだが、現在は、高速道路が走っているので、秘境感はまったくなくなったようだ。五箇山に行った時は、すでに高速が開通してからだったので、なんと便利な山奥になったのだろうと、思ってしまった。
 四国の奥祖谷は、道路事情が多少は良くなったとしても、なかなか行くのは骨で、当分は、秘境の気分が味わえるかもしれない。剣山の帰り道に、一度ここを走ったが、ここにそびえている三嶺には、ぜひ登ってみたいと思っている。九州の山奥といえば、高千穂峡がそのイメージだったが、阿蘇側からツアーのバスで越えたことがあったが、案外に便利だった。今のところ、民謡で有名な、「五木村」と、「椎葉村」は、今もって山奥のイメージはあるのだが、本当の所は、どうなのだろうか。

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